好きなことはエネルギーになる！【映画】ジュリー＆ジュリアあらすじと感想

好きな事をやっていても、うまくいかないこともありますよね。
信念があってもくじけそうなとき。彼女たちは「好き」の力で一歩ずつ進んでいく姿に励まされます。

あきらめずに続けることの大切さを教えてくれる映画です。

あらすじ
みどころ
好きなことが人生を豊かにしてくれる
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あらすじ

2009年アメリカ映画
1949年、ジュリア（メリル・ストリープ）は外交官の夫の転勤でパリにやって来る。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を執筆するまでになる。その50年後、なにをやっても中途半端なジュリー（エイミー・アダムス）はジュリアの524のレシピを1年で制覇し、ブログに載せるという無謀な計画を実行する。

#ジュリーアンドジュリア 1949年のフランスで料理研究家になろうとするジュリアと、2002年のNYで彼女の全レシピ再現に挑戦するジュリーを並行して描くコメディ映画。料理好きの人、新しいことに挑戦しようとする人にオススメの映画です#映画好き #イラスト好き #つながりたい pic.twitter.com/IHdDA8jX4r
— yutaka-y (@YamawakiYutaka) June 3, 2022

みどころ

（ネタバレ含みます）

2002年、1949年の二つの時代の話

第二次世界大戦後外交官の妻であるジュリアと9.11後の市民相談係のジュリー。
それぞれ、性格も仕事も生きた時代も違う二人の人物像はこちらです。

ジュリア
1949年第二次正解大戦後外交官の妻であるジュリアは料理への強い情熱があり、諦めない、チャレンジし続けることで、周りの人を魅了する愛されキャラ

ジュリー
2000年9.11テロ後のアメリカで暮らし、料理とブログの両立に悩んだり、仕事がおろそかになったり、ブログのせいで夫婦喧嘩になったりと、なんとなく中途半端な感じの女性

二人の共通点といえば

政府機関で勤務
優しい夫
料理に救われている

といったところでしょうか？

ジュリアは実在の人物ではあるが、ストーリーの中のジュリアはジュリーの想像なのではないか。と思いました。
それは、ジュリアとジュリーの人生が交わるたった一度のシーンにあります。
ジュリーとジュリアは作品中では対面することはなく、ジュリーのブログに対してジュリアがどう思っているかということをジュリーが出版社の人から聞くという場面です。

この時、ジュリアはジュリーのブログに好印象は持っておらず、その言葉にジュリーは傷つき、落ち込みました。とてもつらいジュリアからのコメントにジュリーは傷つきますが、レシピを盗られることをすごく心配して、いつも努力を惜しまなかったジュリアの立場からだと、ジュリーはただレシピ通りに作ってブログにして注目を浴びただけ…と感じてしまったのかもしれません。

傷つき落ち込んだジュリーは、ジュリアとの違いを振り返り、自分自身を見つめなおしていきます。

正反対の二人の女性が料理を通して変わっていく姿に励まされる

ジュリアはタイプライター、ジュリーはブログを使ってレシピや気持ちをを文章にしていきます。
使う道具も時代で変わっているが、料理やパートナーへの愛は変わらないものと感じることができます。

ジュリアとジュリーを支える両方の旦那さんがとてもやさしい

ジュリアとジュリーの夫たちは、いつもジュリアとジュリーを受け入れてくれて穏やかな気持ちにさせてくれます。
ジュリーの夫・エリックは、新聞社のジュディスとの会食ができなくなったことを落ち込むジュリーを優しく慰めてくれたり、それでもしっかりと間違いがあれば指摘してくれるいつもジュリーのことを考えてくれている姿が頼もしく感じます。

ジュリアの夫・ポールは、いつもジュリアの話をしっかりと聞いて、否定もせず優しく諭してくれる雰囲気のある大人の男性。
穏やかな夫婦とはこういう二人のことを言うのかもと感じさせます。