学生時代、「絶対」「ずっと」という言葉で確かめ合っていた友人との関係。
でも気づけば、それぞれの日々を重ねるうちに、一緒に過ごす時間は少しずつ減っていく。
そんな、誰もが感じたことのある小さな寂しさを、ドラマ『ひとりごとエプロン』第6話の夏希が静かに思い出させてくれます。
今回は、友人の結婚式から帰宅した夏希が感じた「友人との関係性」への考察と、ご祝儀でカツカツになった懐を助ける節約レシピをご紹介します。
あらすじ
高校の友人の結婚式から帰宅した夏希。あんなに「絶対」こだわると言っていた彼女の、落ち着いた式に拍子抜けし、かさんだご祝儀で懐もカツカツ。そんな今夜の夕食は、豆苗を使った節約メニュー。そして、もう一つの主役が特別な夜を彩ります。
豆苗炒め
夏希が作った豆苗炒めの材料はこちらです。
材料
- 木綿豆腐 1丁(300g)
- もやし 1/2袋
- 豆苗 1袋
- 塩 小さじ1
- バター 15g
- 和風だし顆粒 小さじ1
- サラダ油 大さじ2
- 黒コショウ 適量
- 酢 適量(食べる時にお好みで)
夏希の言う「下ごしらえが大切」の正体は、豆腐ともやしの徹底的な水切りです。

「ひとりごとエプロン」 鍋敷きにもなる鍋つかみ 北欧、暮らしの道具店 ミトン
水分をしっかり切る理由はシンプルに2つ。
・味がぼやけない: 旨味が薄まらず、バターと和風だしがしっかり絡みます。
・食感が命: 水っぽさを防ぐことで、もやしと豆苗がシャキシャキに仕上がります。
シンプルな食材だからこそ、このひと手間で「手抜き」が「ご馳走」に変わります。
「丁寧な下ごしらえ」のポイント
水分をしっかりと切るための下ごしらえのポイントをご紹介します。
- 豆腐: キッチンペーパーに包んでしっかり重しをするか、レンジで少し加熱して水分を抜くのもOK。
- もやし: 洗ったあと、ザルに上げてしっかりと水気を切る。
お互いに共有できる時間は、思ったより少ない
10年来の学生時代の友人が結婚し、うれしいお祝いの気持ちはあるものの少し寂しそうな夏希。
「勉強に仕事に結婚。私たちがお互いに共有できる時間は年を経るごとに限られてくるのだと気が付いたのはいつだっただろう」
夏希の言う通り、勉強や学校、就職、結婚し、子どもが生まれ……
それぞれのタイミングとステージで、関わりが減ってくる人も出てきます。
相手との関係性の変化に気づくのは、相手のステージが変わった瞬間よりも、自分のステージが変わったと感じた時のように思います。
気づいたとき、そのまま縁が切れる人もいるでしょう。
ふと思い出したかのように連絡を取り合ったり、関わる時間ができることもあるでしょう。
そういった、日々が巡るように変わっていく人とのつながりを、夏希は学生時代の思い出と共にゆっくりと振り返ります。
寂しさや、失ったような悲しみもあったけれど——
「私たちが、またあの頃みたいに毎日一緒に遊べる日がいつか来る可能性だってゼロじゃない」
「細く、長く、長くこのままやっていきましょう」
学生の頃のように毎日、ずっと一緒にいることはなくなっても、細く長く続く縁に小さな願いをかける夏希。
自分の友人への思いを押しつけずに、また一緒に過ごしたいという気持ちを静かに抱える姿に、胸が温かくなりました。
『ひとりごとエプロン』第6話
節約の味方である豆苗や豆腐といったシンプルな食材を使い、月末を乗り切る夏希は、友人の結婚をきっかけに、変わったけれど変わらない思いに気づくのでした。
細く、長く、そしていつかまたお互いの時間が重なることを願うのは、私たちも同じではないでしょうか。
今は離れている友人とまた一緒に過ごせるように、まずは目の前の自分のくらしを丁寧に重ねていこうと思います。
あなたにも、そんな「細く長く」続けたい縁が、ありますか?
