理想のモノに囲まれた暮らし。
けれど、大好きなもので満たされた部屋だからこそ、ときには「手放すこと」に向き合わなければならない瞬間がありますよね。
ドラマ『ひとりごとエプロン』第7話のテーマは、「好き」と向き合う断捨離。
こだわりのアイテムであふれ、見ている私たちをもワクワクさせてくれる夏希の部屋。
彼女がモノを手放すときの愛に満ちた視線は、私たちの暮らしにも大切なヒントをくれます。
さらに今回は、真夏にぴったりな「きゅうりチャーハン」が登場。
生で食べるイメージが強いきゅうりですが、実は火を入れることで、夏の体に嬉しい薬膳ごはんになるのだとか。
夏希のモノへの愛着と、意外な絶品チャーハンの秘密をご紹介します。
第7話のあらすじ
休日の夏希は、気になっていた棚の掃除をきっかけに断捨離を決意。モノとの思い出を整理する中、古本に挟まれた空欄だらけのプロフィール帳を見つけます。前の持ち主に思いを馳せながら一息ついた彼女は、パパッと作れるチャーハンで力を蓄え、掃除を再開します。

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驚きのシャキホク食感!真夏の「きゅうりチャーハン」
「きゅうりをチャーハンにするの?!」と、最初は誰もが驚くのではないでしょうか。
レタスチャーハンは定番ですが、きゅうりを入れるというのは新鮮で意外性たっぷりです。
材料(1人分)
- きゅうり 1/2本
- みょうが 1個
- 青しそ 3枚
- レモン くし形1個
- ご飯 180g
- 卵 1個
- 塩 小さじ1
- こしょう 適量
- サラダ油 大さじ2
美味しく作るワンポイント
水分をたっぷり含んだきゅうりは、縦半分に切ってスプーンで種の部分をこそぎ落とすのが夏希流。
この一番水分が多い場所を取り除くひと手間で、チャーハンが水っぽくならず、パラパラに仕上がります。
実は薬膳の世界において、きゅうりは「体の熱を冷ます」食材。
火を入れることで、生で食べるよりもお腹を冷やしすぎず、穏やかに体に効いてくれるようになります。
参考:現代農業
みょうがや青しその爽やかな香りと、仕上げのレモンの酸味。
ついつい冷たいものばかりに手が伸びる夏にこそ食べたい、至福のさっぱりチャーハンです。
「好き」があふれたら、次の居場所を見つけてあげる
始めると止まらないけれど、立ち止まると一気に進まなくなるのがお掃除。
出てきた思い出の品を前に、「捨てる・残す」の判断に迷って手が止まってしまうこと、ありますよね。
私自身、片付けの途中で迷ったときは、「元の場所ではなく、あえて目につく場所に一度戻す」という工夫をしています。日々過ごす中でそのモノが何度も視界に入るうち、不思議と心の整理がつき、次に見たときにはすんなり手放せたりするのです。
夏希も同じように、モノとの思い出を愛おしみながら、ゆったりと断捨離を進めていきます。
「あふれた好きは零れ落ちていく」
好きなものだけを集めた大切な部屋。
けれど、キャパシティを超えて溢れてしまったら、そこはもう「大好きな場所」ではなくなってしまうのかもしれません。
だからこそ、夏希はこう続けます。
「あふれてしまった好きは、次の居場所を見つけてあげないと」
ただゴミとして処分するのではなく、かつて自分をときめかせてくれたモノへ、愛を持って次のステップを用意してあげる。
手軽にモノが手に入り、簡単に捨てられる時代だからこそ、ひとつひとつのモノと丁寧に出会ってきた夏希らしい、愛情あふれる言葉です。
手放すものを決め、整った棚に心地よい「余白」ができたとき、夏希の心に浮かんできたのは寂しさではありませんでした。
「少しだけ余白のできた城に、また新しい好きをみつけてこよう」
変化していく自分の「好き」を否定せず、今の自分らしく暮らすために。
いつもなら効率よくパパッと処分してしまう私も、夏希のようにゆったりと時間をかけて、自分の「今の好き」だけを丁寧に残せるようになりたいな、と静かに勇気をもらいました。
おわりに
大好きなもので満たされた棚を、思い切って片づけた第7話。
増えてしまったモノを整理するのはちょっぴりエネルギーがいりますが、夏希のようにひとつひとつのモノへ「ありがとう」の気持ちを込めて手放すことができれば、お掃除の時間はもっと愛おしく、楽しいものになるはずです。
ぜひ爽やかなきゅうりチャーハンを味わいながら、部屋の中に眠っている「次の居場所を見つけてあげたい好き」と、向き合ってみませんか?
