【ドラマ】霊験お初~震える岩~ 人気小説映像化で時代劇ブームはくるか?

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「霊験お初~震える岩~」 ドラマ・映画

2024年5月4日よる9時からテレビ朝日のドラマプレミアムで「霊験お初~震える岩~」が放送されることが決定しました。

宮部みゆきさんの人気小説の初実写化ということで話題を集めています。

テレビ放送は、どのようになるのか?久しく時代劇から遠のいていた方や新たな時代劇ブームとなるのかを考察しました。

原作

「霊験お初~震える岩~」の原作は、宮部みゆきさんの小説[震える岩 霊験お初捕物控」のタイトルで発刊されています。

宮部みゆきさんといえば、「模倣犯や」「ソロモンの偽証」などミステリー小説のイメージの方が多いと思いますが、時代物も多く手掛けています。

「天狗岩 霊験お初捕物控」は1993年9月に単行本が販売されました。

この作品の導入作品として、1992年に「かまいたち」が発刊されました。

シリーズ2作目は、1997年11月に「天狗岩 霊験お初捕物控」が発刊されました。

「霊験お初~震える岩~」の原作

1993年9月 単行本発刊 「震える岩 霊験お初捕物控」

あらすじ

人気小説の初映像化とあり、期待が高まりますがあらすじはどのような内容なのでしょうか。

引用:Instagram reigen_ohatsu

日本橋通町にある飯屋「姉妹屋」の看板娘であるお初(おはつ 上白石萌音・演)は、火事に巻き込まれた際に無数の黒い影に取り囲まれる。それは炎に焼かれて命を落とした人々の残留思念という不思議な力を体験する。

火事の現場で偶然、お初を目撃した年配の武家は、お初には不思議な力“霊験”があることを見抜き、火事翌日に奇談怪談の収集を手伝ってほしいという依頼をする。

お初は武家の肥前守から死人憑きの調査を行うことになる。

彼女は与力見習いの古沢右京之介(ふるさわ・うきょうのすけ 京本大我・演)と共に事件を追うが、右京之介はどこか頼りなく、お初はあきれてしまう。

同時に、肥前守の元には奇怪な情報が入り、赤穂藩主・浅野内匠頭の屋敷の庭にある震える岩と関連があることが判明する。

お初は岩に触れた瞬間、100年前の浅野内匠頭の切腹の場面が目の前に広がる…

これらの出来事が絡み合い、謎が解き明かされていく。

ふつうの人には見えないものが見えるお初(上白石萌音)と、コンビを組んだ少し頼りなく弱弱しい古沢右京之介(京本大我)さんのコンビがどのように活躍するのか楽しみですね。

また、浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)といえば、元禄14年3月14日(1701年4月21日)の朝に江戸城松の廊下において、播州赤穂藩主である浅野内匠頭が、高家の吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)を斬りつけるという、有名な松の廊下の刃傷事件の人物です。

この浅野内匠頭の切腹の場面がどのように物語に絡んでくるのかといったストーリーも気になりますね!

キャスト

上白石萌音…お初(おはつ) 役

時代劇出演歴

大河ドラマ(NHK)

2011年 江〜姫たちの戦国〜 最終回 – 和(徳川和子) 役

2018年 西郷どん 第39回、第46回、最終回- 西郷清 役

2021年 青天を衝け – 篤君(天璋院) 役

NHKの大河ドラマを中心に時代劇への出演が複数あります。

着物姿や時代劇独特の言葉も無理なく演じることができるのではないでしょうか。

京本大我…古沢右京之介( ふるさわ・うきょうのすけ)役

時代劇出演歴

京本大我さんは、テレビドラマや映画での時代劇出演歴はありませんが、滝沢歌舞伎などで着物姿を目にしていた方も多いのではないでしょうか?

また、京本大我さんの父親は、俳優の京本政樹さんで、大河ドラマはもちろん、42年続いた時代劇「水戸黄門」にも出演してる実力派です。

また、2013年、2014年の滝沢歌舞伎に京本大我さんと親子共演を果たしているので、今回の「霊験お初~震える岩~」でも共演するのか気になりますね。

時代劇ブームがくるか?

特別番組などで定期的に放送されている時代劇は、若者離れが進み放送回数も、再放送も少なくなっています。

若者離れが進んでいる要因として、時代考証や史実に沿ったものが多く、史実を知らなければよくわからない展開に感じることも多いのではないでしょうか?

また、韓国の時代物と比べると、セットや衣装など華やかさに欠ける部分も少なからずあるように感じます。

もちろん、脚本やキャストの問題、放送回数が限られている日本のドラマではストーリーを作り上げるのにも限界があると思います。

しかし、逆風だった時代劇に新たな風が巻き起こります。
それは、2024年にフジテレビで放送された「大奥」です。

フジテレビの「大奥」は前回の放送から約5年ぶりに制作、放送されました。

人気の小芝風花さんを御台所 倫子役で10代将軍 家治を亀梨和也さんが演じました。

内容は、これまでと一風変わっており、公家出身の倫子の口調や家治の佇まいが現代のドラマに近いと感じる方も少なくなく、時代劇ではない雰囲気に批判もありましたが、これまで時代劇に慣れていない若者にも演技力があり、若手の俳優がキャスティングされたことや純愛を描いたストーリーで受け入れやすい内容であったのではないかと感じます。

また、2023年にNHKで放送されたよしながふみさん原作の「大奥」は男女逆転の江戸のパラレルワールドを描き、出演したキャストも若手の俳優が多くストーリーの忠実さや内容も含め大きく注目されました。

若者離れが進んでいると言われている時代劇ですが、人気俳優を据えることやストーリーをオリジナルにすることで、時代劇になじみが無い層にきっかけをくれるのではと考えており、こういった放送をきっかけに時代劇が再注目されることもあるかもしれません。

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まとめ

今回の「霊験お初~震える岩~」は、上白石萌音さんと京本大我さんが出演します。

お二人の共演は初めてであり、原作が人気小説家の宮部みゆきさんの作品です。

時代劇離れが進んでいると言われていますが、このドラマが時代劇を見てみようかなというひとつのきっかけになったり、またたくさんの時代劇が放送されるようになるとといいなと思っています。

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