ドラマ『対岸の家事』が、2025年4月からスタートします。
主演は多部未華子さん。
家事が苦手なキャリアウーマンを演じた『私の家政夫ナギサさん』とは真逆の役どころに挑みます。
専業主婦としての孤独や焦り、価値観の違う人たちとの出会い、そして新たな気づき。
詩穂の成長を通して、家事や育児のリアルな姿が描かれます。
原作は朱野帰子さんの同名小説。共感必至の物語に、期待が高まります！
『対岸の家事』
あらすじ
村上詩穂（多部未華子）は、ある出来事をきっかけに「家事を仕事にしたい」と専業主婦になることを選んだ。しかし、今の時代では専業主婦は少なく、昼間は2歳の娘と2人きり。そんな中、働くママや育休中のエリート官僚パパと出会う。育児と仕事の両立に悩む長野礼子、完璧な育児計画に苦戦する中谷達也。それぞれの考え方は正反対で、意見がぶつかることもあるが、少しずつ理解を深めていく。価値観の違う人たちと出会い、詩穂の気持ちにも変化が生まれていく。
キャスト
多部未華子 / 村上詩穂 役
江口のりこ / 長野礼子 役
ディーン・フジオカ / 中谷達也 役
多部未華子演じる村上志穂とは
村上詩穂は、家事と育児に奮闘する専業主婦。
過去の出来事をきっかけに「家族のために家事を仕事にしたい」と考え、専業主婦になる道を選ぶ。
しかし、共働きが主流の今、専業主婦は少数派。
夫が仕事に出ている昼間は、2歳の娘と二人きりで過ごすことがほとんどだった。
同じ立場の仲間を見つけられず、焦りや孤独を感じる日々。
そんな中でさまざまな人と出会い、価値観の違いに戸惑いながらも、自分の生き方を見つめ直していく。
村上詩穂が出会うのは、働くママや育休中のパパなど、自分とは異なる生き方を選んだ人たち。
専業主婦が少なくなった今の時代、彼らとどうつながっていくのかが見どころとなりそうです。
多様化する人生の中で、幸せや正解は人それぞれ。
詩穂も迷いながら、自分にとっての答えを探していくのでしょう。
多部未華子さんは『私の家政夫ナギサさん』で家事が苦手なキャリアウーマンを演じたが、今回は真逆の役柄となります。
家事を仕事にしたいと願う専業主婦役をどう演じるのか、注目です。
原作
- タイトル：対岸の家事
- 著者：朱野帰子（あけの・かえるこ）
- 出版社：講談社文庫
- 発売日：初版 2018年8月
- 代表作：
わたし、定時で帰ります。
駅物語
対岸の家事
会社を綴る人
朱野帰子は東京都中野区生まれ。
2001年に早稲田大学第一文学部を卒業し、マーケティング会社に入社。
長時間労働の環境で7年間勤務した後、2009年に製粉会社へ転職し、定時退社が基本の職場を経験。
この体験が『わたし、定時で帰ります。』の執筆につながった。
2009年、『マタタビ潔子の猫魂』で第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー。
2013年、『駅物語』が各メディアで話題になります。
2015年には『海に降る』がWOWOWでドラマ化され、主演は有村架純。
徹底した取材と軽快な筆致が特徴の小説家。
多部未華子の主演はいつ以来？
多部未華子さんの主演は、TBS火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』以来、5年ぶり2度目となります。
コメディエンヌとしてのチャーミングさがありながら、透明感あふれる表情やたたずまいも魅力的です。
声の質や話し方にも独特の柔らかさがあり、見る人を引き込みます。
10代のころは素朴な雰囲気が印象的でしたが、30代を迎えた今、美しさがさらに際立ち、ドラマでのファッションも注目されています。
知的で品のある佇まいも魅力のひとつです。
そんな多部未華子さんが、『対岸の家事』でどんな表情を見せてくれるのか、期待が高まります。
『対岸の家事』がドラマ化
『対岸の家事』は、“家事”という終わりのない仕事をテーマにした、新たなお仕事ドラマです。
専業主婦の詩穂が、価値観の違う人たちと出会い、悩みながらも成長していく姿は、多くの人の共感を呼ぶでしょう。
家事や育児をめぐるリアルな問題に向き合いながら、それぞれの生き方を考えさせられる物語になりそうです。
多部未華子さんがどのように詩穂を演じるのかも楽しみなポイント。
共演陣との掛け合いにも注目です。
