【訃報】桂由美 94歳 生涯現役を貫いたデザイナー人生 後継者は誰?

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桂由美とは ニュース

ウエディングドレスの伝道師として、日本にウエディングドレスでの結婚式を定着させた桂由美さんが、2024年4月26日に他界されたことが4月30日にわかりました。

2024年3月にはショーにも姿を見せていたことから、訃報に驚いた方も少なくないでしょう。

日本でウエディングドレスでの結婚式を定着させ、たくさんの花嫁が最高の一日を迎えられるように尽力した桂由美さんはどのような人だったのでしょうか。

また、後継者についてもまとめました。

桂由美はどんな人

桂由美さんのこれまでを簡単にまとめました。

プロフィール

桂 由美 (かつら ゆみ)

生年月日 1932年4月24日

出身地 東京都

職業 ウエディングドレスデザイナー/実業家

略歴

大学卒業後に留学したパリで、イヴサンローランやピエールカルダンを輩出した名門校でトップ技術を学ぶ。

1965年に日本でウエディングドレス専門店をオープン。

2003年からパリコレクションに参加し、世界30都市以上でショーを行う。

「Yumi Katsura」のウエディングドレスで結婚式を挙げた花嫁は国内外で70万人

引用:Wikipedia

1932年生まれの桂由美さんが、ウエディングドレス専門店をオープンさせたのは33歳のころです。

死因

桂由美さんのご逝去に関して発表された内容はこのようになっています。

2024年4月26日。

本人の意向により死因は未発表。

大きな病気の報道もなく、亡くなる4日前には「徹子の部屋」の収録を行っており、老衰や突発的な病気の可能性がささやかれています。

なお、収録した「徹子の部屋」は2024年5月3日(金)に放送予定です。

徹子の部屋|テレビ朝日
テレビ朝日「徹子の部屋」番組サイト

また、葬儀も行わず後日追悼ショーを行うことを発表しています。

最後までデザイナーとして、たくさんの人を魅了する時間を与えてくれることでしょう。

結婚

桂由美さんのお見合い結婚で、お相手は元大蔵省官僚です。

桂由美の夫

結城義人さん

1972年結婚

元大蔵省官僚

1990年に死去

出会いはお見合い

桂由美さんは、42歳でお見合い結婚をしています。

仕事に情熱を注いできた桂由美さんが、じっくりと自分の人生や幸せについて考えだしたころだったのでしょう。

桂由美さんは、夫に結婚の条件を三つ出したと言われており、その条件の内容も仕事一筋で生きてきた桂由美さんらしい内容です。

桂由美さんが夫に出した結婚の条件

汚職をしない。

浮気をしない。

私の仕事を手伝わない。

この条件は、夫とは対等な関係でいたかったためとして出したと言われており、夫の義人さんもその条件はしっかりと守られ、穏やかな結婚生活だったと語っています。

互いに仕事をしてきたからこそ、苦労や苦悩が共感でき、気兼ねなく相談しあえる。相手を敬愛すること――これこそ夫婦関係の礎になると実感する18年でした。

引用:NEWSポストセブン

このようにインタビューで夫との関係を語る桂由美さんは、女性がビジネスを始めることも珍しく、独身女性が25歳を過ぎると「クリスマスケーキ」と揶揄される時代に、自分の信念や思いを大切にし、また夫を尊敬していた女性であることがわかります。

2024年2月放送 桂由美さんの半生を描いたドラマ「はれのひシンデレラ」

ウエディングドレスを広める中で感じたことや自身の成長など、日本の結婚式の変革者として活躍した桂由美さんのストーリー

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トレードマークのターバンの秘密

さて、桂由美さんと言えば、ターバン巻の頭に眼鏡が浮かぶのではないでしょうか。

このターバン姿は30年以上前からのスタイルで、きっかけは夫からのアドバイスだったことをご存じですか?

夫である結城義人さんは、桂由美さんに

「黒柳さんのように髪型を変えないほうがいい」と言ったといいます。

「うちの主人が黒柳徹子さんをすごく尊敬していた。『玉ねぎヘアーを見たら黒柳さんだってわかる。お前なんて黒柳さんよりも全然有名じゃないんだから、これ(ターバン)で覚えてもらうしかないだろう』って」

引用:smart FLASH

仕事には口は出さないが、桂由美自身のためのアドバイスは惜しみなくしていたような、仲睦まじい様子が浮かんでくるエピソードです。

ウエディングドレスを広めようと思ったきっかけ

桂由美さんがウエディングドレスを広めようとしたきっかけはなんだったのでしょうか。

桂由美さんの母親は現在の現在の日本文化デザイン専門学校の元となる洋裁学校を立ち上げた人物で、幼いころから洋裁と縁がありました。

大学卒業後に留学したパリで「街角で見たお嫁さんが素晴らしく幸せそうで、『綺麗だな』『羨ましいな』という気持ちがあった」

引用:smart FLASH

インタビューにもあるように、パリの街で見かける花嫁をきっかけにウエディングドレスデザイナーへと進んだのです。

桂由美のウエディングドレスの魅力

年齢を重ねても引退はせず、ウエディングドレスデザイナーとして活躍をされており、新作も発表していました。

そんな桂由美さんのウエディングドレスの魅力と言えば、ユミラインではないでしょうか。

花嫁を魅了するユミライン

「ユミライン」はウエディングドレスのシルエットのことで、桂由美ブライダルでは、マーメイドラインのものを指すようです。

体型を選ばず理想のプロポーションを描く魔法のドレスとして多くの花嫁が選ぶラインの一つです。

その優美なシルエットは和装のお引きずりからインスパイアされたといわれ、花嫁の所作も美しく見せることができるのです。

あの芸能人も着用した桂由美のウエディングドレス

花嫁たちのあこがれの的である桂由美さんのウエディングドレスは、多数の芸能人の方も着用しています。

桂由美さんのウエディングドレスを着用した芸能人

北川景子さん

東尾理子さん

小林麻央さん

安めぐみさん

小池栄子さん

川島なお美さん

それぞれのイメージにピッタリのウエディングドレスで、ドレス選びの参考になりますね。

後継者はいるの?

桂由美さんは、ご結婚されていましたが、子どもはいません。

それでは今後の桂由美さんのブライダルサロンやブランドはどうなるのでしょうか?

今後は、ユミカツラのデザイナーだった、藤原綾子さん、森永幸徳さん、飯野恵子さんの三人が率いるクリエイティブチームが後任となることが発表されています。

2024年2月放送 桂由美さんの半生を描いたドラマ「はれのひシンデレラ」

ウエディングドレスを広める中で感じたことや自身の成長など、日本の結婚式の変革者として活躍した桂由美さんのストーリー

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