テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役を務めた声優のTARACOさんがご逝去されました。
1990年からテレビ放送が始まり、日曜日の夕方と言えば「ちびまる子ちゃん」とイメージする方も多いのではないでしょうか。
今後のアニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役はどうなるのか?後任声優を予想してみました。
TARACOってどんな人?
プロフィール
【名前】TARACO(タラコ)
【生年月日】1960年12月17日
【デビュー作】1981年「うる星やつら」幼稚園児役
TARACOさんは本名は非公開で声優として活動しており、声優デビューは1981年に「うる星やつら」で幼稚園児役として出演しました。
アニメ「ちびまる子ちゃん」は放送開始の1990年から34年以上に渡りまる子役を務め、お茶の間で親しまれた長寿番組です。
今後の「ちびまるこちゃん」の放送はどうなる?
TARACOさんのいない今後の放送はどのようになっているのでしょうか。
今後の予定は、3月10日以降は過去放送分を改めて放送することが決まっており、TARACOさんの最後の出演となった「まる子、水の味がわかる」は、3月24日の1時間放送の中で放送されました。
3月24日 1時間放送の内容
『ぜんぜん知らない親せきの人』の巻
『さくら家に謎の影!?奴の名はG』の巻
『たまちゃんのゆううつ』の巻
『まる子、水の味がわかる?』の巻
「ちびまる子ちゃん」のオープニングテーマといえば「おどるポンポコリン」ですが、3月24日の放送でのオープニングテーマは1995~96年にかけて流れた「うれしい予感」(歌:渡辺満里奈)でした。
通常は30分放送で2本のエピソードが放送されますが、24日は1時間放送だったので4本のエピソードが放送されました。
『まる子、水の味がわかる?』の巻は、TARACOさんが出演した最後の新作であり、たくさんの方がご覧になったのではないでしょうか。

まる子役の後任は未定とのことで、しばらくはこれまでのエピソードの再放送の予定で、後任選びも始まっているのではないでしょうか。
まる子役はどうなる?
アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役の後任はどうなるのか?というのは一番気になるところですよね。
声優の後任を決める基準として、イメージを一新するか?TARACOさんに似たイメージで選ぶか…というところだと思います。
後任選びのポイント
①イメージを一新する声優
②TARACOさんの声やキャラクターのイメージに似た声優
ただ、アニメ「ちびまる子ちゃん」は、お茶の間に親しまれ親子で楽しんでいる方も多い番組なので、イメージの一新は考えにくいと思っています。
長寿アニメの声優交代に関するアンケートでは、元の声優に似せてほしいという声がどちらかと言えば似せてほしいまで含めると64.2%あることから、多くの人がキャラクターに根付いた声に近い物を求めていることがわかります。
これまで、声優が交代したアニメはそのほとんどが、出来上がったイメージに似た方が務めていることが多いのです。
イメージのまま後任が決まったアニメ
①ルパン三世…ルパン
②名探偵コナン…毛利小五郎
③クレヨンしんちゃん…野原しんのすけ
ルパン三世は、モノマネ芸人であった栗田寛一さんが1995年から故・山田康雄さんから引き継ぐ形でルパン役を務めています。モノマネでも十八番だったルパン三世ですが、アニメの中でもルパンのイメージをそのままに現在もルパン役を務めています。
名探偵コナンでは、毛利小五郎の声優は2009年から小山力也さんに代わっています。
毛利小五郎は、お調子者で、昼間から飲んだくれたり、ギャンブルや若い女性に目がない。そんなだらしない一面を持ちつつも、元刑事として犯罪者は許さないという信念をしっかりと持った人物で、声のイメージを大きく変えることなく現在に至っています。
クレヨンしんちゃんは、野原しんのすけの演じていた声優の矢島晶子さんから小林由美子さんへ引き継がれたのは、2018年です。
クレヨンしんちゃんでは、野原ひろしも声優が交代していますが、大きな違和感もなく引き継がれています。
しんちゃんの能天気でマイペースな性格と、独特な口調がそのまま残っているのはファンとしてもうれしいですよね。
このように、イメージを一新しての後任ではなく、イメージに沿った声優や前任に似たイメージで後任が決まるのではないかと考えています。
まる子の後任声優予想
アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役の後任はまだ決まっておりませんが、後任の予想5人はこの方々です。
犬山イヌコ
アニメ「ポケットモンスター」でニャース役を務めています。
キャラクター的な声優にピッタリな印象で声質も似ているように思います。
水田わさび
アニメ「ドラえもん」でドラえもん役を務めています。
ドラえもんという国民的キャラクターを見事に演じている水田わさびさんはまる子役も演じられるのではないか。
ただ、「ドラえもん」も「ちびまる子ちゃん」のどちらも国民的な長寿アニメであり、主役を二つ受けるのは難しいかもしれませんね。
新井里美
アニメ「とあるシリーズ」白井黒子役
キャリアもあり、声質が似ていると話題になったこともあります。
悠木碧
アニメ「ヒーリングっど♥プリキュア」花寺のどか/キュアグレース役を務めました。
声優としてのキャリアは長く長寿番組の主役としても申し分ないのではないでしょうか。
種崎敦美
アニメ「SPY×FAMILY」でアーニャ役を務める。
実力がすでに認められており、マルチに活躍している方です。
諸星すみれ
アニメ「アイカツ!」星宮いちご
キャリアも申し分なく、さまざまな役で活躍しています。
長寿組である「ちびまる子ちゃん」が今後も続くのであれば、少なくとも20年くらいは役を務められる若手の方がいいのではという意見や、近年の声優交代には新人を大抜擢することも少なくないため、若手に決まるかのせいもありそうですね。
テレビ放送終了もあり得る?
1990年からスタートしたアニメ「ちびまる子」ちゃんは、作者のさくらももこさんはすでに亡くなっており、TARACOさんが演じてきたまる子のイメージが固まっていることから、番組を終了させる可能性もあります。
後任を迎えるよりも、まる子のイメージを変えずに終了することも十分に考えられるのではないでしょうか。
今後の発表が気になりますね。
まとめ
1990年からスタートしたアニメ「ちびまる子ちゃん」のTARACOさんがご逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
アニメ「ちびまる子ちゃん」の放送は、TARACOさんの最後の出演作と、これまでの放送を改めて放送する形でしばらくは続きそうです。
アニメ「ちびまる子ちゃん」が今後どうなるのか、今後の情報にも注目したいと思います。

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