家計簿をつけ始めて3か月が経ちました。 この3か月の家計簿は使ったお金について記帳してきたので、何にお金を使っているのかがわかってきました。 次の段階として、家計の流れを正常化するために予算を組んでみることにしました。
資産運用に特化したFP無料相談どうやって予算を組む?
これまでは予算を組んだはいいけれど、無理があったりオーバーしたりで自分を責めるのが嫌でした。
それに家庭によって、手取りの月収が違えば、家族構成も違う、だから入ったお金をどのように振り分けて予算を組むのが一番いいかが見当もつかなかったこともあり、家計の黄金比率について調べてみました。
ネットで少し調べただけでもいろいろな記事があり、とても面白く勉強になることばかりでした。
家計の黄金比率を使った予算の組み方 家計の黄金比率50:30:20の法則を使って、これまでつけてきた家計簿の割合を出して、比較してみました。
50:30:20の法則は
生活費50 娯楽費30 貯蓄20の割合で家計を見るものです。
家計の黄金比 50:30:20
生活費 50
娯楽費 30
貯蓄費 20
家計の黄金比50:30:20について
我が家は貯蓄の割合を大きく食って生活費の割合が70%とかなり使っていることがわかりました。
これまで家計については、ざっくりとしか考えずに生きてきて、家計簿も何回も挫折しましたが、このように数値化していくとお金の使い方について考えざるを得ません… ここで我が家の現状を見つめ、黄金比に近づくためにどうするかを考えるときです。
しかし、気持ちだけに任せてがむしゃらに節約したり我慢をするのは、これまでの経験上心に優しくないので、もっと深く考える必要があると感じました。
我が家の予算決め 次に家族構成による家計の黄金比を使って予算を組んでみました。 家族構成による黄金比率については、こちらのサイトがとても分かりやすかったです。
家族構成か家計の黄金比がわかります。また、家計比率のシミュレーターもあって便利でした。
毎月かなりの金額を使っていた我が家、これを脱出するための予算決めですが、そもそも手取り月収をいくらと設定するか…というのは難しい問題です。
それは我が家は手取り月収の波が激しいので、手取り月収の平均値でもよかったのですが、そうすると手取り月収が少ない時に予算に無理が出ると思います。
なので、今回は手取り月収は少ない時の金額で計算しました。
家計の黄金比率を見ながら家計のシミュレーションしてみました。
手取り月収を元に、項目として 先取り貯金(手取りの10~20%) 毎月の支出 やりくり費 予備費(目安として1万円程度) を導き出し、1か月を5週として1週間に使えるやりくり費を計算します。
簡単家計管理表を作る
①手取り収入を記入
②先取り貯蓄額を記入(収入の10%~20%)
③毎月の支出を記入
右欄変動費と固定費を記入し、合計した金額を③に記入する
④やりくり費を記入
①手取り月収-(②先取り貯蓄額+③毎月の支出)で計算して④の欄に記入する
⑤予備費を記入
家族構成にもよると思いますが、おおむね1万円くらい
⑥やりくり費を記入
(④やりくり費-予備費)÷5(1か月を5週で考えるため)で計算すると1週間で使える金額が算出されます。
この表にあるやりくり費に含める費目は、家庭によって違うと思います。
一般的には食費、日用品費、医療費、教育費を除く子ども費、被服費、おこづかい、交通費などでしょうか。
ただし、費目を増やすと管理が大変になり家計簿挫折のきっかけになりかねません。
無理しないと管理できなくなるような費目は挫折防止の目的から作らないようにしました。
また我が家の家計簿は固定費と変動費で分け、食費や日用品費は変動費に含んでいるため、家計簿の統一性の観点からやりくり費は設けず、やりくり費で出た週に使える金額だけを意識するようにしました。
もう少し家計簿に慣れて、予算通りに生活できるようになればやりくり費に費目をいれての家計管理もしてみたいと思っています。
ここまででわかること
毎月の支出からやりくりに使えるお金が見えてくる
家計のバランスを見ることができる
考えてばっかりじゃ疲れちゃうなら予備費に夢を込めよう
家計簿をつけ始め、いろいろな現実が見えてきたり、日々の生活に追われて疲れてしまうこともあるかもしれません。
なので、モチベーション維持のために予備費に夢を込めてみませんか?
シミュレーションで設定した予備費を使わなかったときは、そのまま貯蓄に回すのもいいですが、家族で楽しめることに使おう!とやりたいことを家族で話し合っても楽しそうです。
現状の我が家では、貯金一択です!! 今はちょっと引き締めたいときなので、少し余裕ができたら家族と使うことも考えていく予定です。
家計見直しに特化したFP無料相談実際の手取り月収より少なく見積もる大きな理由
手取り月収を少なめに考えて予算組をするもう一つ理由があります。
手取り月収を平均値でも最大値でもなく、最少時の金額にした理由は、 これから先の人生を考えてのことです。
これから子どもが成長して、巣立って行けば家計にかかるお金は減っていきます。
また老後は年金や貯金を切り崩しながら夫婦二人で生活。
入ってくるお金も現役で働いていた頃よりも減ることが予想されます。
その後は夫が亡くなれば自分一人で生活をする…と将来、老後を考えると、家計はサイズダウンしていく方が健全に暮らしていけるでしょう。
大きくなった財布を小さくするのは難しい。とも言いますから、家計簿をつけ始めた今から小さく暮らしていくことに慣れておいた方がいいと思いました。
貯金をクセづけるなら絶対先取り貯金!
なんども貯金しては切り崩し、毎月貯金できていたのに突然の赤字で貯金ができなかったり…
家計簿同様、貯金に関しても何度も挫折を繰り返してきました。
毎月の貯金のポイントとしては。貯金は金額(〇円)を決めるのではなく手取り月収の〇%を貯金すると決めることです。
金額で決めてしまうと、手取り月収が上がっても貯金額は上がることがありませんが、割合で決めておくと手取り月収の上下で金額が変わるので、多く手取り月収がもらえたときは貯金の金額も多くすることができます。
毎月の貯金金額の目安は手取り月収の10%~20%と言われています。 貯金に慣れていない我が家の先取り貯金額は手取り月収の10%で予算を組みました。
保険相談をもっと身近に保険コネクト予算を決めたら、新しい家計簿のスタートです。
これまでは、使った金額を知るために家計簿をつけていましたが、これからは家計改善のための家計簿が始まるのです。
予算を決めると、ますますお金に対する意識が上がったような気がします。