長続きしないことの一つに家計簿がありました。
しかし、長続きしないからと言ってみて見ぬふりはもうやめました。
挫折する理由を無くして、しっかり家計管理を始めてみませんか?

挫け続けた家計簿をまたつけようと思ったきっかけ
いくつかのきっかけを迎え、家計簿をつけようと思い始めました。
家計簿をつけ始めようと思ったきっかけ
- 赤字の月が出始め、家計が狂いだした
- 貯蓄が思うようにできていない
- 将来に対する漠然とした不安
- ローンが終わった今がチャンスだと感じた
無駄遣いはしていないつもり 毎月同じように使っているのになぜか今月は赤字。
そして黒字と赤字を繰り返し、何が原因かわからないまま、また赤字がやってくる。 わからないままでは貯金もままならない。そんな状態から抜け出したく、やっぱり家計簿が必要だと感じたのです。
また、これまでローンを組んでいたものが全て終わったことで、出ていくお金の管理がしやすくなると感じ、家計を改善するチャンスだと感じたのです。
これまで家計簿が続かなかった理由
まずは、これまで家計簿を挫けた理由を探ってみました。
- 残高が合わなくなったときのイライラ。
- 貯まり出したら止まらないレシート
- とにかく面倒くさい
- 費目の多さと、曖昧な基準で記帳に時間がかかる
- 記帳するタイミングをどうするかなど、細かな悩みが出てきたとき(クレジットカードを使った場合の記帳は、使った日か支払日かなど)
- 予算にはめようとして、苦しくなる
このような理由がありました。
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残高が合わなくなった時のイライラ…
これは現金で家計管理していた時に感じたことでした。 こまめにつけていたはずだし、財布の中の現金もきちんと数えた。それでもなぜか残高がくるっている… これを調整することに気を取られているうちに、家計簿をつけることから離れてしまいました。
貯まり出したら止まらないレシートの山
毎日こまめに家計簿を開けばいいものを、レシートを貯めてやろうと後回し。
そのうちレシートが山のようになり、家計簿に記帳することが面倒になってしまいました。
記帳するタイミングをどうするかなど、細かい悩みがでたとき
クレジットカードで支払いをした場合、使った日と支払日は違います。
どちらの日付で記帳するか、またこの買い物の費目は何になるのだろう?と考えているうちに記帳することが億劫になってくるのでした。
費目の多さと曖昧な基準で記帳に時間がかかる
仕事、家事、子育てとやることは満載でも一日は24時間だから、家計簿にかける時間は限られています。
家計簿に取り掛かった瞬間に家族に呼ばれたりするなんてことは多々。
そんな中で、生活費、日用品費、外食費、医療費…多岐にわたる項目別に記帳していくことが大変になっていました。
予算にはめようとして苦しくなる
食費は〇円、被服費は〇円、医療費は〇円…これまでの傾向からそれぞれに予算を組んで、封筒管理をしたこともありました。
だけど、夏休みになれば子どもが家にいるから食費は増える、イベントによる出費、次々と学校や保育園、職場から病気をもらってきて休みが増え、医療費がかかってくる…などなど、理由は次々にでてきます。
どれも生きている以上、仕方がないことですが、予算からはみ出たときにやりくりできていない自分を責め、また予算を組みなおすことが辛くなって挫折しました。
とにかく面倒くさい
新たな事を始めると、習慣になるまでは面倒になるもの。
毎年書店にはその時流行りの家計簿が並び、ネットでは家計簿の付け方や悩みを解決するヒントが溢れています。
つまり、家計簿をしっかりつけている人や家計簿を使いこなせている人は少ないと思います。 だから、できないことを責めたりくやんだりするのではなく、まだ自分でも始められると思いました。
はじめ時はいつだって、「今」ですよね。
ざっと考えたところで浮かんだ挫折ポイントは、以上のようになりました。
まずは、ざっくり始めた家計管理
どうすれば良かったのかたくさんの挫折をしてきた中で、ひとつずつできるようになろうということを決意し、まずは生活に欠かせない食費と日用品費だけしっかり管理しようと予算を決め、その中で買い物をしていきます。
もちろんイレギュラーは減りませんから、予算をオーバーすることだってあります。
その時は、自分を責めず次回のイレギュラーに対してどう対応するかを振り返るようにしました。

余ったお金を予備費として、イレギュラー時に使ったりしていました。
家計簿を挫折してしまう理由を排除する
先述したように、私はさまざまな理由で家計簿を挫折してきました。 ざっくりと家計管理を始めた中で、つけ始める家計簿。
今回ばかりは挫折したくないので、まずは挫折してしまう理由を排除していきました。
挫折ポイントをクリアするために
挫折ポイントをクリアするための対策を考えてみました。
- 残高が合わなくなったときのイライラ
解決法:残高を合わせることを目標にしない。 あくまで、家計のお金の流れを知るための家計簿とし、出ていくお金と入ってくるお金に注目をする。 - 貯まり出したら止まらないレシート
解決法:レシートは貯めない!できれば当日、遅くとも翌日までに記帳するということを目標にして、レシートを貯めても1週間以内で小まめに記帳をすることを心掛ける。 - とにかく面倒くさい
解決法:面倒にならないうちにやってしまう。 貯めると面倒になるのか、忙しさが面倒な気持ちを生むのか…面倒になる理由は様々ですが、自分が面倒だと意識し始める前にやってしまうことにしました。「2分で済むことはすぐに取り掛かる」が合言葉です。 - 費目の多さと、曖昧な基準で記帳に時間がかかる
解決法:費目が多いと、それだけで面倒さが増してきます。 なので、どこで何をいくらで買ったから費目はここ。ということよりも、いつ、どこで、いくら使ったか?に重点を置いて、費目はできるだけ少なくし(我が家は、出ていくお金はすべて記帳していますが、食費・医療費・固定費の3つがメインです)支払方法(現金・クレジットカード)だけを分けました。 これで、出ていくお金がはっきりします。 また、しっかりと家計に向き合うためと余計な邪魔が入らないように記帳するタイミングは一人の時。と決めました。 - 記帳する日付をどうするかなど、細かな悩みが出てきたとき(クレジットカードを使った場合の記帳は、使った日か支払日かなど)
解決法:クレジットカードは使った日で計上しています。同時に支払い金額も知りたいので、家計簿はクレジットカードの締め日にしるしをつけ合計金額を出しています。 - 予算にはめようとして、苦しくなる
解決法:予算を組んでやりくりできるのが理想ですが、支出がはっきりしない中で予算を組むとすぐに崩壊してしまうと感じました。 ある程度の予算決めは大切ですが、まずは出ていくお金を知ってから予算を決めても遅くはないと思います。
まとめ
挫折を繰り返しても、解決策を見つければ挫折知らずで家計簿をしっかりとつけることができると思います。
不安定な世の中だからこそ、家計簿をしっかりと活用して入ってくるお金を大切に使えるようになりたいですね。