ドラマ『海に眠るダイヤモンド』は、放送終了後もなお話題を呼び続け、視聴者の心に深く刻まれた作品です。
本作は、愛と友情、家族の絆を描きながら、過去と現代をつなぐ希望の物語が展開されます。
今回は、ドラマのストーリーを振り返るために、年表形式で主要な出来事を紹介します。これから見返したい方や、一気見を計画中の方にとって役立つ内容となるのではないでしょうか?
あらすじ
2018年、東京で暮らすホスト・玲央(神木隆之介)が、謎の婦人・いづみ(宮本信子)から突然プロポーズされ、長崎・端島を訪れるところから始まります。物語は、戦後の復興期から高度経済成長期の“活気に満ちた時代”と、現代の“夢を持てない若者たち”という対照的な時代背景を描きながら、過去と現代を繋ぐ希望を探ります。70年にわたる愛、青春、友情、家族の物語が、端島を舞台に展開され、登場人物たちの心に残る強い絆を描き出します。
各話の年代
各話の年代はこのようになっています。
話数 | サブタイトル | 年代 |
1話 | 「地底の底を切り開く」 | 1955年4月 2018年 |
2話 | 「スクエアダンス」 | 1955年9月 2018年 |
3話 | 「孤島の花」 | 1957年3月 2018年 |
4話 | 「沈黙」 | 1958年7月 2018年 |
5話 | 「一島一家」 | 1958年12月 2018年 |
6話 | 「希望の種」 | 1963年1月 2018年 |
7話 | 「消えない火」 | 1964年8月 2018年 |
8話 | 「消えない火」 | 1964年12月 2018年 |
9話 | 「ダイヤモンド」 | 1965年 2018年 |
10話 | 「あの夜」 | 1973年 2018年、2024年 |
ストーリー年表
ドラマ『海に眠るダイヤモンド』のストーリーに沿った年表はこのようになっています。
※ストーリーに沿っている内容のため、ネタバレを含みます。
年表は、鉄平、賢将、百合子が大学卒業22歳、朝子20歳の設定と想定して記載しています。
- 1955年鉄平、賢将、百合子は大学を卒業し、端島へ戻る
就職先:鉄平:炭鉱の外勤 賢将:炭鉱職員 百合子:映画館
リナが端島へ来る
台風直撃 リナと進平の距離がすこし縮まる
- 1958年社宅割当制度を提案
海底水道開通
31号鉱員アパート、小中学校新校舎、プールの完成 人口は4940人
リナ助産師として働く
夏八木が来島、映画オーディションを開催
鉄平と朝子は中之島へ行き、桜を見る(中之島の桜は前炭鉱長の置き土産)
朝子、鉄平たちに鞍馬天狗に花瓶をもらった話をする
鉄平、朝子を好きになる
百合子、鷹羽工業の組合紙の編集に転職する
百合子の母・寿美子 白血病で他界、島の人には知らせずに葬儀を済ませる
精霊流し
労働組合デモ - 1963年賢将、百合子にプロポーズする
賢将と百合子の結婚式
リナと新平の子・誠が誕生
鉄平、朝子に告白する - 1964年夏 坑内火災の発生
新平、一酸化炭素中毒で他界
百合子・妊娠
誠の病気をきっかけに無戸籍であることが鉄平に知れる
誠を進平の子として戸籍を出す - 1965年着炭
鉄平とリナは誠を連れ島を出る - 1966年朝子と虎次郎 結婚
- 1967年朝子と虎次郎の子・鹿乃子誕生
- 1968年朝子と虎次郎の子・和馬誕生
- 1973年8月 賢将と鉄平が教会で再会する
12月 賢将と鉄平が踏切で再会する鉄平、肥料工場で働いている
端島の閉山を知る
朝子が結婚したことを知る
賢将に日記を預ける - 1974年端島閉山
- 1980年いづみ、45歳で起業する
- 1990年鉄平、長崎に家を買う(推定57歳)
- 1998年ごろ百合子、亡くなる(推定65歳)
- 2004年ごろリナ、肝臓の病で亡くなる
- 2008年ごろ鉄平、端島のかつての自室にギヤマンを置いてくる
- 2010年ごろ鉄平、亡くなる(推定77歳)
11冊目の日記が賢将に渡る
- 2018年春頃賢将、亡くなる(推定85歳)
鉄平の日記がいづみに渡る
- 夏頃いづみと玲央が出会う(いづみ推定83歳)
千景のホスト通いが家族にバレる
いづみの家族の現状から、玲央が朝子に手を貸せることが無いか尋ねる
いづみ、玲央を次期社長にすると会議で発言し騒ぎになる
玲央、澤田に自身の両親の話をする
玲央、鉄平の日記の存在を知る
玲央といづみのDNA鑑定結果が届く
千景と星也が鉄平探しに手を貸してくれる
いづみの本名がわかる
日記に挟んであったコスモスの種が目を出す
和馬がいづみに認知症鑑定を受けさせる
ミカエルが玲央を脅しに来る-玲央、借金について考える
千景がオークションで端島のフィルムを落札する
澤田が玲央と共に和馬と鹿乃子の企みを妨害する
アイリが風俗嬢になることを知り、玲央は鉄平と自分自身を比べる
落札したフィルムが落札取り消しをされ、千景が直接交渉をする
フィルムの持ち主・古賀孝明に会いに行く
いづみが会社売却の意思を会議で伝える
玲央、借金は地道に返すしかないと言う
池ヶ谷家が鉄平の過去を知る
玲央、日記は11冊あったことを知る
澤田が自身の家族のことを話す
玲央、いづみを端島へ誘う
和馬が社長就任
鹿乃子、廃材バイオマス発電の新事業を立ち上げる
玲央、いづみと長崎へ行く
端島へ鉄平も来島していたことを知る
孝明からのフィルムデータを二人で観る
鉄平の住所やこれまでを知る - 2024年いづみ、インスタグラムを開設(推定89歳)
玲央、ツアーガイドとして働き始める
ドラマ『海に眠るダイヤモンド』の年表を作成することで、70年にわたる壮大な物語が持つ奥深さと、時代を超えて繋がる登場人物たちの絆を改めて実感しました。
一つ一つの出来事が積み重なり、物語全体に命を吹き込んでいることに気づかされます。
この年表は、物語を見返す際の道しるべとしても、一気見の際のガイドとしても役立つのではないでしょうか。
『海に眠るダイヤモンド』
ドラマ『海に眠るダイヤモンド』の年表を振り返ることで、登場人物たちの複雑に絡み合った人生の軌跡や、時代を越えた絆の深さを改めて感じることができました。
過去と現代が交差する中で描かれる愛と希望の物語は、何度見ても新たな発見があります。
あの感動を再び味わいたくなったのではないでしょうか?
もう一度、玲央やいづみ、鉄平たちの物語に触れ、彼らが紡いだ70年にわたる物語の真髄を堪能してみてください。
きっと新たな気づきがあなたを待っています。
『海に眠るダイヤモンド』を一気見するならU-NEXT!