2024年テレビ朝日ドラマ『スカイキャッスル』は、韓国で大きなブームを巻き起こした『SKYキャッスル』の日本版として注目を集めています。
日本版『スカイキャッスル』では、人物の黒い部分に大きくスポットが当たっており、善人が見当たりません。
しかし、ドラマの展開として、今後ぜめてもの救いとなりそうな人物をピックアップしました。
あらすじ
富と名声を手にしたセレブ妻たちが暮らす高級住宅街「スカイキャッスル」。華やかな表面の裏には、激しい見栄とプライド、愛憎が渦巻く嵐のような戦場が広がっている。
ドラマの内容は
- 夫は医師 妻は子の高校受験に賭けている
- 子は、親の期待に応えるべく合格を目指す
よくあるマウント、お受験ドラマであれば、誰かが正義であったりもしますが、『スカイキャッスル』はどの人物のクセがありすぎるのです。
『スカイキャッスル』で救いとなる人物はいないのでしょうか。
せめてもの救いとなりそうな人物
お受験やマウントバトルで、夫も妻も、子もドロ沼です。
ドラマの展開を考えると、救いとなる人物がいてほしいものです。
そこで、せめてもの救いとなりそうな人物を考えました。
二階堂杏子(比嘉愛未)
スカイキャッスルの住民
夫:二階堂亘の俺様気質で高圧的な教育を続けるモラハラ夫に対し、密かに鬱屈とした感情を抱えている
窓のない子ども部屋で勉強する息子・翔を心配し、夫には内緒で窓を作ることを強行しました。
自分が変わらなければという強い意志で、モラハラ夫に立ち向かいました。
このまま、息子を一番理解し、受験を支える母であればいいのですね。
南沢公平(大谷亮平)
南沢泉(木村文乃)の夫
人道主義で、優秀な医師。病院長にスカウトされ、帝都病院で脳神経外科部長となる。
帝都病院へ赴任早々、着実に周りの信頼を獲得し、脳神経外科部長となります。
外科部長を狙っていた浅見(田辺誠一)への配慮も忘れず、夫側では一番まともな人物のように思えます。
二階堂翔( 柴崎楓雅)
二階堂杏子(比嘉愛未)・亘(鈴木浩介)夫婦の一人息子。光洋学園中等部の新3年生。
厳しい父の元、勉強に励んでいるが成績が伸び悩んでいる。
成績が伸び悩んでいるが、そのことを誰かのせいにしたり、同級生を蹴落とそうといった行動もありません。
父(鈴木浩介)が厳しいという家庭環境ではありますが、まっとうに受験勉強を頑張っているように見えます。
浅見真珠(白山乃愛)
浅見紗英(松下奈緒)・英世(田辺誠一)夫婦の次女。光洋学園中等部の新1年生。
秀才の姉・瑠璃をねたんでおり、母の愛情に飢えている。
姉につきっきりで、姉中心の生活にうんざりしているといった家庭環境を除けば、よくいる明るい中学生です。
ただ、自分の居場所を見つけられていないため今後、何か起こし得る可能性はあります。
正義は存在しない
ドラマ『スカイキャッスル』に出てくる人物は、どうしてここまで救いようがない人物ばかりなのか。
原作である韓国版に寄せて制作しているドラマのため、どうしてこんな人物になったのかといった経緯が少ないことが原因のようにも感じます。
これから、せめてもの救いとなる人物が増えるのか?といったところも見どころでしょう。