2024年に放送されている『晩酌の流儀3』では、一日の終わりの晩酌に、並々ならぬ思いを持っている井澤美幸(栗山千明)のお話です。
毎話、美味しそうな料理を作り、楽しそうにお酒を味わう姿が楽しめます。
『晩酌の流儀3』の第4話で、美幸は夏おなじみのうなぎで、お酒にぴったりの料理を作ります。
また、かば焼きでもどうしても感じることのあるウナギ独特の臭みを緑茶を使って取り除くのです。
美幸はうなぎをどのような料理にし、緑茶を使ってどのように臭みを取り除いたのでしょうか?
第4話あらすじ
朝からいつもの調子ではない様子の美幸(栗山千明)。晩酌の準備をするどころか、グラスを冷やさずに出社する。仕事でも美幸らしくないミスを連発し、上司の海野(おかやまはじめ)に午後休を申請する。元気がないままふと思い立った美幸は寺を訪ねる。悩める人に住職(丘みつ子)は仏教の教えを伝える。「次の方、どうぞ。」美幸は口を開き「私は……晩酌を、嫌いになりそうなんです……」と深刻な悩みを打ち明ける。
第4話「うなぎのフルコース」
悩みながらも、晩酌の楽しみ方を思い出した美幸が選んだのは、980円のうなぎです。
ツルマートプチの牛場さんに、高級な方を勧められますが、美幸はある方法で980円のうなぎをよりおいしくするのです。
美幸が購入したうなぎで作ったメニューはこちらです。
メニュー
- かば焼き
- うざく
- 柳川煮
- うなぎ茶漬け
定番のかば焼きから、手の込んだ柳川煮まであり〆にぴったりのうなぎ茶漬けもあります。
しかも、柳川には卵でとじるではなく、山芋と卵を合わせたとろたまで閉じるのです。
ふんわりとしたとろろと卵で食べやすさが増しそうですね!
うなぎを美味しく食べる極意
『晩酌の流儀3』で美幸が購入したお手頃価格のうなぎのかば焼き。
よりおいしく食べるために、下処理をしていました。
緑茶で下処理
美幸は、緑茶を使ってうなぎの下処理をしています。
緑茶でうなぎの下処理方法
1.深めのフライパンでお湯を沸かし、小さ目のざるにお茶の葉を入れる
2.濃いめのお茶を煮出したら、ざるを取り出しウナギのかば焼きを入れて10分程度煮込む
臭み取りに緑茶を使う、とっても簡単な下処理でした。
美幸は。うなぎを煮ていますが、濃いめの緑茶に漬けおくだけでも下処理ができます。
1.緑茶を淹れる: 濃いめの緑茶を用意します。通常の量の約2倍の茶葉を使い、熱湯で淹れてください。
2.ウナギを漬ける: ウナギのかば焼きをバットや大きめの容器に入れ、淹れた緑茶をかけます。全体が浸かるように注意してください。
3.浸け置き: 約10分から15分間、ウナギを緑茶に浸け置きます。これにより、ウナギの臭みが緑茶に移ります。
4.取り出し、軽く洗う: ウナギを取り出し、軽く水で洗います。緑茶の風味が残らないように、さっと洗い流してください。
5.残った水分をキッチンペーパーなどでふき取る
緑茶で臭みがとれ、よりおいしく食べることができるなら、手軽なのでやってみたいですね
美幸は、下処理したうなぎをこのように料理しました。
うなぎのかば焼き
材料
- うなぎのかば焼き 1枚
- かば焼きのタレ
- さんしょう
作り方
1.フライパンにかば焼きのたれを入れて温め、うなぎを入れてたれをうなぎにかけながら温める
2.かば焼きには1/3枚を使い、残りは別の料理に使う。
3.食べやすい大きさに切り分け、仕上げにさんしょうをかける
ウナギのかば焼きは定番ですよね。
下処理済みで臭みはなくふっくらと仕上がったうなぎに食欲がそそられます。
うざく
うなぎの下処理をしている間に、うざくの準備を始めた美幸。
きゅうりはもちろん、しょうがや茗荷など、夏に食べたいお野菜がたっぷりの美幸のうざくの作り方はこのようになっています。
材料
- ウナギのかば焼き 1/6枚
- きゅうり 1/5本
- しょうが 1個
- 茗荷 1個
- 土佐酢 50cc
- さんしょう 適量
作り方
1.きゅうり、しょうが、茗荷を千切りにする
2.ウナギのかば焼きを一口サイズにカットしておく
3.野菜が入ったボウルにカットしたうなぎのかば焼き、土佐酢を入れる
4.形が崩れないように和える
5.さんしょうをかけて完成
美幸は、自分ひとりで食べるために作っているので分量が少なめです。
うなぎ半身で作る場合には、きゅうり1本を1本にしてもいいかもしれません。
うなぎのとろたま柳川風
美幸が作った柳川風には、とろろを使っていました。
卵と合わせてふんわりとした食感が美味しそうです。
材料
- ウナギのかば焼き 1/3枚
- ごぼう 1/3本
- 三つ葉 適量
- さんしょう 適量
- 卵 1個
- 山芋 50g
- めんつゆ 30cc
- 水 100cc
- 砂糖 15g
作り方
1.ごぼうは、ささがきにし水にさらしておく
2.鍋にめんつゆ、水、砂糖を入れ、水気を切ったごぼうと一緒に煮る
3.すりおろした山芋に卵を割り入れとろたたまを作っておく
4.うなぎのかば焼きは6切れにカットしておく
5.鍋が沸騰したら、とろたまを入れ、ウナギのかば焼きを入れる
6.三つ葉をのせ、蓋をして火を入れる
7.2~3分たったら、ふたを開けてさんしょうをかけて完成
半熟卵だけよりも、山芋を入れることでふんわり感がアップしますね!
うなぎのかば焼き半身で作る材料はこのようになっています。
- うなぎのかば焼き:半身(1/3枚から半身に増量)
- ごぼう:2/3本
- 三つ葉:適量
- さんしょう:適量
- 卵:2個
- 山芋:100g
- めんつゆ:60cc
- 水:200cc
- 砂糖:30g
うなぎのしらだし茶漬け
うなぎのフルコースの〆は、ウナギの茶漬けです。
〆まで準備できる美幸さんの料理のスキルには脱帽です!
材料
- うなぎのかば焼き 1/6枚
- ご飯 70g程度
- 水 150cc
- 白だし 適量
- 万能ねぎ 適量
- 白ごま 適量
- 刻みのり 適量
- わさび 適量
作り方
1.鍋に水と白だしを加え、だしを作っておく
2.うなぎのかば焼きを一口サイズにカットしておく
3.ご飯をどんぶりに盛り付け、カットしたうなぎのかば焼きをのせて、万能ねぎ、白ごま、刻みのりをかける
4.だしをたっぷりとかけて、好みでわさびを添える
白出しであっさりと食べられますね。
最高の晩酌
第4話では、夏のスタミナ食として人気のうなぎを使った料理で、最高の晩酌を楽しみました。
また明日から神庭ろうという気持ちになれるように、美味しい食事とお酒で夜の時間をもっと楽しみたいですね!