年末の風物詩でもある企業カレンダーの配布。
私が子どものころは、家族がもらってきたり年末のあいさつに来た方から頂いたりと、どのカレンダーを貼るか選べるくらい頂いていました。
ネットニュースを見ていると、カレンダー以外にも手帳、タオルなども年末のご挨拶用に用意していた企業もあるようです。
そういえば、年末に手帳やタオルをもらった記憶もあるけれど、今はカレンダー以外にもらうことは無くなりました。
それでも余ってしまう、企業カレンダーはどのように使っていますか?
今回、頂いた企業カレンダーが余ってしまった時の使い道について考えてみました。
カレンダーは不要?
スマホの普及によって、スマホを開けば時間も日付もすぐにわかる環境になりました。
でも、カレンダーは何かと便利なんですよね。
家族で共有したいイベントや予定を書き込んだり、ふと、今日の日付が気になったり、振り返るとカレンダーを眺めることは無いなんて日は無いのではないでしょうか。
日常生活に密にかかわっているカレンダーは不要と言い切れないのではないでしょうか。
いただくカレンダーの味わいが好き
そもそも、カレンダーを年末のご挨拶用の品物として使われるようになったのはいつから、どんな理由があったのでしょうか。
諸説ありますが、江戸商人の年末の挨拶として始まった。明治時代に呉服屋が始めた、大阪の企業がPRに始めたといろいろな説があることが分かりました。
どの説にしても、商売に結び付くように販促品として、企業カレンダーが生まれたのは間違いないでしょう。
それ故に、大きな企業ロゴや、企業の休業日などが記載してあり使いにくいと感じる方も少なくありません。
しかし、中には企業のこだわりやデザインが好きなものもあるでしょう。
風景の写真や絵画のような絵、ポップな色使いで元気がもらえそうな柄入り。
日々の格言になりそうなことわざや格言入りなど、工夫を凝らして飾ってもらえるものを作っている企業があるのは間違いありません。
ただ、近年では経費削減やデジタル化に伴う消費量の減少などから、カレンダーを廃止する企業も増えてきています。
また、カレンダーはもらうより買う時代になっていることも企業カレンダーが減少している理由の一つではないでしょうか。
100円ショップなどの手軽に買い物ができる店舗でも様々な種類のカレンダーが販売されています。
頂くものより、より自分の好みに合うものを手軽に選びたいという消費者の気持ちの反映かもしれませんね。
余ったカレンダーの活用法
いただいたはいいけれど、貼るスペースもなく余ってしまったカレンダー。
さてどうしたものか…と調べてみました。
余ったカレンダーの活用法
- メモ帳にする
- 子どものお絵かき用にする
- 引き出しの底や靴箱に敷いて、汚れ防止に使う
- 揚げ物の敷き紙に使う
- 棚上の埃避けに敷く
- ごみ箱の底に敷いて、汚れ防止
- 生ごみの水切り、ちょっとしたごみを捨てるときに使用する
- きれいな写真を切り抜き、インテリアとして活用する
- 写真をパズルにする
- 封筒にする
- 手芸の型紙にする
子どものお絵かきに使う
カレンダーに使われる紙はとっても上質。
また、壁掛け12か月タイプ、1年1枚タイプなど、紙の大きさもしっかりとあるので、子どもも思い切ってお絵かきをすることができます。
我が家では子どものお絵かきに使って、お絵かきに満足していらなくなったらごみ箱の底に敷いて汚れ防止として使用しています。
引き出しの底や靴箱に敷いて、汚れ防止に使う
引き出しの中は、丁寧に使っていてもいつの間にか汚れてしまうところ。
特に、文房具などをしまっている引き出しは、いつの間にかペンがついていたりすることもあります。
掃除が大変になる前に、汚れ防止として使わなくなったカレンダーを敷いておくと掃除のときには敷き紙を捨てるだけで済み、引き出しの中を汚すことも無くなるかもしれません。
また、靴箱も思わぬ汚れがついてしまうところです。
たった一枚の紙ですが、これがあるだけで掃除が格段に楽になりそうです。
揚げ物の敷き紙に使う
バットに敷いて、揚げ物から出た油を受け止めてもらいます。
バットの汚れも最小限で済みますし、バットを洗うための洗剤も少なくて済むでしょう。
棚上の埃避けにつかう
手の届きにくい棚上は、いつの間にかほこりが積もり掃除が大変になります。
あらかじめ使わないカレンダーを棚上に敷いておけば、掃除のときには敷いたカレンダーを捨てるだけで掃除が済みます。
生ごみの水切りやちょっとしたごみ捨てに使う
我が家で一番使うごみ箱は、キッチンに一つで、リビングにごみ箱を置いていません。
それは、部屋のあちこちにごみ箱を置くと、毎週のごみ集めが大変だと感じたからです。
部屋中のゴミ箱を巡り、ゴミ袋にまとめて集積所に持っていく、という一連の作業がわずかな事ですが、負担に感じててゴミ箱の数を減らしました。
でも、家族はごみをすぐに距離のあるキッチンのごみ箱には持って行ってくれません。放っておくと、テーブルの上はゴミだらけになってしまいます。
そこで、小さな箱を折ってテーブルに置くようにしました。
ちょっとしたごみならそこへ捨ててもらうだけ。
テーブルの片付けついでに紙製のごみ箱も捨ててしまえば、いつでもテーブルの上はきれいを保てます。
写真を切り抜き、インテリアにする
きれいな写真があれば、切り取ってフレームに入れてインテリアにしてしまうといいでしょう。
素敵な写真や絵は生活に癒しと彩りを与えてくれます。
カレンダーから作ったものなので、気分が変わったらすぐに中身を入れ替えることができるのもメリットですね。
カレンダーの写真を切って、パズルにする
パズルにすれば子どものおもちゃになり、一緒に作ろうと誘えば、子どもとの時間も楽しくなるかもしれませんね。
封筒にする
きれいな景色や絵の部分を封筒にして、活用する方法です。
ちょっとしたものを入れたり、ちょうどいいサイズの封筒が無い時にはぜひ活用したいですね。
手芸の型紙にする
しっかりとした紙質が多いカレンダー。
手芸の型紙にも使いやすいと思います。
サイズも大きいものもあるので、大きな作品を作るときにも活躍できるでしょう。
寄付する
それでも使い切れなかったら、寄付という手があります。
カレンダーを必要としている人の手に渡るし、チャリティーの収益金は寄付されるのでカレンダーを必要とする人、支援を必要とする人を支えることができます。
送料は自己負担でカレンダーの受付時期も限られているので、新年度のカレンダーをもらったらすぐに対応する必要がありますが、このひと手間で役に立てることがあります
詳しくは、寄付団体にお問い合わせください。
わが家での使い道
このように、アイディアを集めて我が家で実践した、余ったカレンダーの使い道ですが、これまでどおり、紙製のごみ箱をつくり、子どものお絵かき用にストックしました。
カレンダーを開いてみると、きれいな絵のものがあったので、絵柄だけ切り抜いてはがきサイズと小さ目の封筒を手作りしました。
メッセージを添えたいときや、ちょっとした集金やお手紙に使いたいと思います。
また、ハンドメイド作品の型紙として、紙質が厚めのものは保管しています。
大物のハンドメイド作品制作は、まだ先の予定ですが、作りたいと思った時にすぐに取り掛かれます。
まとめ
年末に頂いていた企業カレンダーは徐々に配布するところが減っていますが、頂いたら存分に使いきりたいですね。
2023年の我が家が頂いた企業カレンダーは5本。
まだ増えそうな予感もありますが、全てはカレンダーとしての役目ではなく、そのほかの活用方法で使い切りたいと思います。
お家に余っているカレンダーがあれば、ぜひ活用してみてくださいね。