2025年の大河ドラマ『べらぼう』
江戸言葉である「べらぼう」にはどのような意味があるのでしょうか。
ドラマが込めたタイトルの意味を調査しました。
あらすじ
18世紀半ば、人口100万を超える大都市となった江戸。蔦屋重三郎(蔦重)は、貧しい家庭で生まれ育ち、幼少期に両親と生き別れたが、引手茶屋の養子となる。人のつながりに支えられた蔦重は、貸本屋から書籍の編集・出版をはじめる。喜多川歌麿や山東京伝、滝沢馬琴らを発掘。江戸文化をリードしていく存在となる。文化隆盛の時代を象徴する人物となった。
「べらぼう」の語源・意味
言葉 | 意味 | 使い方 |
「べらぼう」 | 「とんでもない!」 「すごく変だ!」 | 「べらぼうに高い!」 「とても高すぎる!」の意味になる。 |
江戸時代の言葉で、語源にはいくつか説がありますが、
一つは「べらんめえ」という江戸っ子のしゃべり方が「ぼう(坊)」という言葉と合わさったという説です。
「べらぼうなやつだ!」というのは、ちょっとふざけた人やびっくりするようなことをする人を指して使われました。
江戸っ子を象徴する、元気な表現から生まれた言葉ですね!
『UNBOUND』の意味
大河ドラマ『べらぼう』の海外向け英語タイトルは『UNBOUND』です。
UNBOUNDにはどのような意味があるのでしょうか。
「UNBOUND(アンバウンド)」は、英語で「しばられていない」とか「自由」という意味です。たとえば、ロープでしばられていたものが外れて動けるようになるイメージです。また、何かにとらわれず、自分の好きなことをできる感じにも使います。本やゲームのタイトルにもよく使われていて、「新しい世界を自由に冒険する!」みたいなワクワクする意味を込めていることが多いです。
蔦屋重三郎の自由な発想や行動が目に浮かぶようなイメージしやすいタイトルですね。
大河ドラマ『べらぼう』
2025年大河ドラマ『べらぼう』のタイトルの意味を調査しました。
江戸言葉である「べらぼう」から由来するタイトルから、蔦屋重三郎が自由な発想力を持った人物であることがイメージされます。
どのような人物が描かれるのか、放送が楽しみですね。
放送詳細
NHK 2025年1月5日(日)から
総合…日曜 よる8:00
BS…日曜 よる6:00
BSP4K…日曜 ごご0:15