朝ドラ『おむすび』の第3週は、ギャルたちとの関りから、高校生活を中心に描かれます。
穏やかに平和に暮らすことだけを考えていた結が、夢について考えるようになります。
その影響も、ギャルたちが与えてくれるのでしょうか?
周りの人たちの夢を聞き、自分の人生や夢について考える週となりそうです。
あらすじ
結(橋本環奈)は博多ギャル連合の仲間と共にパラパラダンスの練習をしているが、その姿を幼なじみの陽太(菅生新樹)が発見し、こっそり尾行する。一方、結が帰りが遅いことを父の聖人(北村有起哉)が不審に思うが、母の愛子(麻生久美子)がうまくとりなす。結は将来の夢についてギャル仲間に尋ねられ、特に思いがなく農家を継ぐ予定だと答える。書道部では風見先輩が理想の女性像を語り、それが結に合っていると話題になる。
第3週の朝ドラ「おむすび」は…🍙
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ギャルたちとの関係が明るみに出たり、夢について考えることになるようです。
ギャルたちと結
パラパラの練習に励む結とハギャレンのメンバーは、練習場所を失ってしまいます。
練習場所を失った理由
- 天神界隈で、サラリーマンからお金を巻き上げる恐喝事件が多発していた
犯人の特徴
- 派手な見た目
- 土日に現れる
土日に天神でパラパラの練習をしていたハギャレンのメンバーたちは、自分たちが疑われていると思っています。
しかし、あらぬ疑いがかからぬように、と警察から忠告を受けただけで済みました。
このことから、土日に天神でパラパラの練習ができなくなったのです。
悩んだ結は、母・愛子に相談した所、自宅を使うことを提案してもらうのです。
祖母・佳代も母・愛子も笑顔で出迎えてくれはギャレンのメンバーたちも居心地が良さそうでした。
ギャルに偏見がある父・聖人は糸島フェスティバルの実行委員になり、その会合で不在だったため米田家での練習が叶ったのです。
ハギャレンのメンバーは、それぞれに夢も持っており、前向きに生きている姿に結は感化されているようでした。
ハギャレンのメンバーが持っている夢とは?
- ルーリー:社長
- タマッチ:ダンサー
- リサポン:ギャルの歴史を本にすること
- スズリン:ネイリスト
ある日、天神でサラリーマンが恐喝されている場面に遭遇した結とハギャレンのメンバーたちは止めに入ります。
そこで、恐喝をしているギャルたちと、ハギャレンのメンバーたちの違いをはっきりと感じた結は、相手に言い返すのでした。
この時の結は、ハギャレンの掟である『ダサいことは死んでもするな』を忠実に守った正義感のある行動だったのです。
ドキドキの高校生活
書道部での活動も満喫している結はある日、恵美から風見先輩の好みの女性が結の事だと持ち出すのです。
風見先輩の女性の好み
- 小柄
- 親しみやすい
- 笑顔がかわいい
- 元気
この内容だと、結だと思いますよね。
ドキドキの結に、風見先輩から突然「話がある」と声をかけられます。
風見先輩が結に話したかったこと
- 結の持っている筆巻きが気になっていた
結が持っている筆巻きは、祖母・佳代が野菜染めの布を使い作ってくれたものだったのです。
結は、野菜染めに興味がある風見を祖母・佳代へ紹介し、直接野菜染めを教えてもらうことになったのです。
おばあちゃんの野菜染めを体験中🎵
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風見先輩が夢中で教えてもらっていた野菜染めは、先人たちの経験と知恵の結晶です。
媒染液(ばいせんえき)につけると鮮やかに色が変わる瞬間は、作業をされた出演者さんも大盛り上がりでした。#橋本環奈 #宮崎美子 #松本怜生#朝ドラおむすび #朝ドラ pic.twitter.com/7Dbavhq3GR
祖母・佳代の野菜染めのやり方
①染料を作る(玉ねぎの皮なら40分煮る)
②白い布を水にひたす
③①の煮汁をザルでこす
④媒染液を作る(ミョウバン大さじ2をお湯で溶かす)
⑤布を染料に浸し、30分炊く
⑥布を軽く洗い、媒染液に漬ける
煮る時間が少しかかりますが、玉ねぎの皮で作った野菜染めの布はとってもきれいな黄色に染まり、結も風見先輩も嬉しそうでした。
風見先輩が野菜染めに興味を持っていたのには理由があったのです。
風見先輩が野菜染めに興味がある理由
風見には、『自由な書道を伝える書家』になるという夢があり、布に書を書くことにも興味があったからなのです。
四ツ木翔也の母との出会い
結は、駅前で道に迷っている女性を助けます。
困っている人を放っておけない結は、声をかけ道案内をしました。
道に迷っていた女性は、四ツ木翔也の母親だったのです。
リュック一杯のいちごを持参した四ツ木翔也の母親は、栃木弁炸裂で今後どのように結と関わっていくのか楽しみです。
『夢』について考えている結は、四ツ木翔也に夢について尋ねます。
四ツ木翔也が結に見せたノートには、夢を叶えるためのノートだったのです。
四ツ木翔也の夢
- 11歳 北関東リトル選抜
- 12歳 全国リトル大会優勝投手
- 13歳 全国ボーイズリーグ優勝
- 15歳 強豪校に入る
- 15~17歳 甲子園出場、優勝
- 夢…メジャーリーガーになること
ノートにびっしりと書かれた内容に結は驚きます。
四ツ木翔也から夢について尋ねられた結は、「農家を継いで、平穏無事に暮らすこと」と答えます。
四ツ木翔也が結の夢を聞いて感じたことをストレートに結に尋ねます。
「農家を継ぐことは立派な夢。平穏無事に生きるというのは寂しくないのか?」
四ツ木翔也は、夢へのワクワクやドキドキ、希望を結に伝えたかったのかもしれませんね。
父・聖人の思い
結が姉・歩のようなギャルになることを不安に思ってつい口うるさく言ってしまっていました。
結を信じる気持ちと、歩への心配が重なっているように感じます。
また、神戸での暮らしへの思いがあり、家族で神戸へ戻るとするとどうするかを結に尋ねます。
しかし、結はどうしたいのかはっきりと答えることができませんでした。
聖人は、神戸への思いが残っています。
しかし、結や愛子の気持ちを最優先に考えているようでした。
聖人が家族の気持ちを最優先に考えるのには、永吉の存在があるからでしょう。
よくケンカする永吉と聖人はまさに水と油のようで、ざっくばらんな父親と、振り回される神経質な息子の関係なのです。
聖人さんが逃げ込むところは、やっぱりひみこさんのお店です。
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ひみこさんの前だと色々なことを話してしまう聖人さんでした。
聖人さんと永吉さんの言い分は随分違うようです。#北村有起哉 #池畑慎之介#朝ドラおむすび #朝ドラ pic.twitter.com/qlYUxMHmnq
今後、聖人と永吉の関係ももっと良好になるような出来事があるのでしょうか。
計画されている糸島フェスティバルの実行委員の話が来ますが、聖人は断ります。
しかし、永吉が聖人の代わりに勝手に了承し、聖人はまた父親に振り回されてしまうのです。
聖人さんに糸島フェスティバルの協力を頼みに来た井出康平さんは、聖人さんの同級生で農家仲間。
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糸島の農業を盛り上げようとがんばっています。
井出さんを演じる #須田邦裕 さんは #朝ドラおむすび 舞台地の福岡県糸島の出身で、福岡ことばもネイティブです😊#北村有起哉 #朝ドラ pic.twitter.com/wdJeKcTYTB
糸島フェスティバルの実行委員となった聖人は、当日結のパラパラを見てどのように感じるのでしょうか。
フェスティバル当日までに、少しでもギャルへの偏見が変わっていてほしいなと感じています。
第3週『夢って何なん?』
第3週では、結を囲む人々の夢をきっかけに結自身が夢について考え始めました。
夢と聞くと、壮大なものをイメージしてしまいますが、ドキドキワクワクし、希望を持てるものが夢であることを第3週で教えてもらったような気がします。
そんな中、姉・歩が突然帰って来たのです。
結の生活や考え方が大きく変わりそうな第4週も見逃せませんね。
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