若手トップ俳優として注目されている水上恒司さん。
これまでの活躍や、どのように芸能界での活動をスタートさせたのかをまとめました。
水上恒司ってどんな人
学校は?
創成館高等学校(長崎県)を卒業しています。
野球で甲子園を目指していましたが、県大会ベスト8で甲子園への出場はかないませんでした。
その後、大学には進学したものの、仕事が続き2年ほど休学したのちに中退したことがわかっています。
2023年1月のインタビューで高校生活のことを語っています。
俳優になるきっかけは助っ人だった
俳優を目指すきっかけとなったのは、助っ人として出演した「全国高等学校演劇大会」でした。
野球特待生として通っていた学校で、甲子園に行けなかったことを悔やんでいた水上恒司さんは、学校への恩返しになるならと助っ人として出演し、九州地区大会優勝を飾りました。
この全国高等学校演劇大会でのステージを終えた後に
「その公演後に幕の前に立った瞬間、うまく言語化できない、露骨な快感に包まれて。“役者をやろう”と思いました」
と、ステージに立ったことで感じたことをインタビューで答えていました。
中学1年生のころから芸能界へのスカウトがあった水上恒司さんは、ずっと野球一筋で学生生活を送っていましたが、この全国高等学校演劇大会をきっかけに役者の道を志すのでした。
インタビュー:週刊女性PRIME
改名していた
水上恒司さんは、以前は芸名 岡田 健史として活動をしていたことをご存じですか?
改名に至った経緯は、所属事務所スパイスパワーとの契約解除に伴い、芸名であった岡田 健史から本名 水上恒司へと改名したのです。
現在は、事務所に所属はしておらず、クリエイターのプロデュースやマネジメントをする合同会社HAKUと業務提携をして活動しています。
出演作
水上恒司さんはこれまでどのような作品に出演していたでしょうか。
近年の作品と大きく注目された作品をまとめました。
出演作(抜粋)
2023年7月 真夏のシンデレラ 早川宗佑 役
2023年8月 NHKスペシャル『アナウンサーたちの戦争』朝倉寿喜 役
2023年11月 映画「OUT」安倍要 役
2023年12月 映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」佐久間彰 役(福原遥とW主演)
2023年12月 NHK連続テレビ小説「ブギウギ」 村山愛助 役
2023年はさまざまな作品に恵まれた一年となったようです。
注目された作品
2018年のデビュー以来、さまざまな作品に出演していますが、注目度が高いと感じた作品はこちらです。
「中学聖日記」
2018年10月にTBSで放送された「中学聖日記」で主人公で教師の末永聖へ恋心を抱く生徒 黒岩晶役がデビュー作となる。
この黒岩晶役で『週刊ザテレビジョン』主催の第99回ドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
禁じられた教師と生徒の恋物語で、純粋な恋心を教師へぶつける役で注目を集めました。
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「死刑にいたる病」
「中学聖日記」での鮮烈なデビューから約5年たった2022年に、阿部サダヲさんとW主演の映画「死刑にいたる病」に出演しました。
この「死刑にいたる病」が初主演映画となります。
きらきらとしたさわやかな役柄が多かっただけにサイコスリラー作品への出演でまた新しい一面を感じた方は多いのではないでしょうか。
「ブギウギ」
「ブギウギ」 2023年のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」では、ヒロイン 花田スズ子(趣里)の最愛の人である村山愛助を演じました。
作中で、村山愛助が非業の死を遂げると「愛助ロス」としてSNSでは話題になっていました。
「東京ブギウギ」で知られる歌手 笠置シヅ子さんがモデルで、戦後の世の中に人々を楽しませ、活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)の物語です。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
福原遥とW主演を務める「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は、スターツ出版文庫より出版された、汐見夏衛原作で、「とにかく泣ける」とSNSでも話題のベストセラー小説を映画化した作品です。
原作は、累計発行部数117万部を突破し、映画の興行収入は、2024年2月11日時点で40億4838万6900円と大ヒットを記録しています。
この興行収入は、松竹配給の映画作品で見ると、木村拓哉さんが主演した2006年公開の「武士の一分」(興行収入41.1億円)を目前にしており、キムタク越え目前と話題になっています。
1945年。戦時中の日本にタイムスリップした百合(福原遥)は出会った彰(水上恒司)にひかれるが、彰は程なく特攻隊として戦地に飛び立つことが決まっていた。現代の女子高生と、戦時中の特攻隊員のラブストーリー。
また「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」では第47回日本アカデミー賞 主演男優賞にノミネートされました。
日本アカデミー賞授賞式の様子は、2024年3月8日(金) 21:00~24:00まで日本テレビ系(全国29ネット )、TVer同時配信(1週間見逃し配信)で放送です。
今後の出演
2024年の水上恒司さんはどのような役での出演が控えているのでしょうか。
2024年3月30日予定 テレビ朝日 「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」 服部金太郎(青年期)役
「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」は、世界のセイコーと呼ばれるまでになった、セイコーグループ創業者の服部金太郎の人生を描いた小説「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」を映像化したドラマです。
このドラマでは、主人公 服部金太郎の青年期として出演します。
2024年4月予定 フジテレビ「ブルーモーメント」 園部優吾 役
小沢かなさんの漫画「ブルーモーメント」の映像化ドラマで、水10枠で放送される予定です。
SDM本部(特別災害対策本部)という気象災害による人命を命がけで救助に向かうメンバーの奮闘物語で、水上恒司さんは東京消防庁に所属するレスキュー隊員 園部優吾役としてレギュラー出演する。
なお、このドラマの主演である山下智久さんとは初共演になります。
まとめ
端正な顔立ちと、演技力の高さで、最も注目を集めている水上恒司さん。
今後も話題作への出演が控えており、ますます目が離せない俳優となりそうですね。