朝ドラ『虎に翼』第23週は前回の放送から4年後の姿が描かれます。
あれから4年で寅子を囲むたくさんの人々に変化が起こるようです。
原爆裁判や百合の変化、猪爪家の出来事など、見どころが満載となりそうです。
第23週あらすじ
昭和34年、直明(三山凌輝)と玲美(菊池和澄)の間に子供が産まれ、猪爪家はさらに賑やかに。星家では、寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)が認知症が進行する百合(余貴美子)を支える。東京地裁で「原爆裁判」の口頭弁論開始直前、弁護士の雲野(塚地武雅)が倒れる。原告・吉田ミキ(入山法子)は出廷を決意。一方、修業中の梅子(平岩紙)にも転機が訪れる。
猪爪家、星家それぞれの変化や雲野、梅子の転機など寅子を取り巻く人たちの環境の変化も大きく描かれそうです。
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第23週の予告動画を公開📌
🔻あらすじはこちらhttps://t.co/A7pkG7RZWS#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #岡田将生 #森田望智 #土居志央梨 #平岩紙 #戸塚純貴 #塚地武雅 #高橋努 #平埜生成 #三山凌輝 #毎田暖乃 #余貴美子 #松山ケンイチ pic.twitter.com/ympC5uorHt
猪爪家の出来事
猪爪家の人々の変化はこのようになっています
- 直明と玲美:子どもが生まれる
- 直人:1浪の末、司法修習生となる
- 直治:ダンスホールで働きながら、サックス奏者としての舞台数も増えてきた
- 道男:仕入れから全て任せてもらった寿司で猪爪家のお祝いの寿司を握る。大将の笹山の事については話を濁す
🐯 #トラつばオフショット 🪽
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笹寿司で修行を重ね、一人前になった道男!
そんな道男が握ったお寿司といっしょに、みんなで一枚📷
おいしそうですね~🍣#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #岡田将生 #森田望智 #三山凌輝 #毎田暖乃 #和田庵 #青山凌大 #今井悠貴 #菊池和澄 pic.twitter.com/Re5lzAGeD4
玲美に子どもが生まれたことで、さらに賑やかになった猪爪家。
道男は、仕入れから任せてもらった寿司でお祝いに駆け付けるなんて、立派に成長した姿がすごく頼もしく見えますね!
ただ、笹山の近況については話を濁していました。
これには大きな理由があったのです。
- 笹山の調子が寝たきりとなっていた
- 店を譲りたいと言われたが、道男には接客や金勘定など寿司を握る仕事以外に不安があった
- 店を譲ってもらう話を断り、笹寿司は来月で閉店することになる
真面目に寿司職人になるべく、修行を積み重ねてきたけれど、寿司を握ること以外の仕事への不安が大きかったようです。
寅子に、居場所を作ってくれたのにと謝る姿がとても悲しかったです。
しかし、その話を聞いていた梅子が道男に話しかけるのです。
- 桂場から、あんこの味に合格をもらい竹もとの跡を継ぐことになった
- 梅子は将来、独りで店を切り盛りすることに不安を感じていた
梅子は離婚し、独身の身。
子どもからも離れ、寅子たちよりも年上です。
お店を任せてもらえる喜びと同時に、将来への不安もあったのです。
そのため、梅子は道男に竹むらで一緒に店をやらないか?と提案したのです。
道男の握る寿司と梅子の作る甘味のお店。
とっても素敵なお店になりそうですよね。
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ついに梅子の作ったあんこが桂場に認められました👏
そして『笹寿司』を畳もうとしている道男と、一緒に店をやることに!
『竹もと』と『笹寿司』が合体🍡🍣
店主・女将・梅子、そして道男の4人で一枚😊#朝ドラ #虎に翼#平岩紙 #和田庵 #仲義代 #中原三千代 pic.twitter.com/FjZIVDoeba
道男が不安に思っていた接客も、金勘定も梅子は得意としています。
接客を梅子に任せ、これまで通り寿司を握ることができる道男が新たな居場所で、成長する姿が見られそうです。
自身の不調と百合の変化
星家でもそれぞれの変化が起きています。
- 朋一は、長崎地裁で判事補として働き始めた
- 優未は高校1年生、のどかの手伝いが少ないことに不満を持っている
- 百合が認知症を患う
- 寅子に更年期障害の症状が出始める
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最近、疲れやすいという寅子。
11月なのに、なぜか体が熱くなることが多く、疲れやすくなっていて…。
一方の百合は、忘れっぽくなっている様子。
のどかの名前が出てこない百合に、一同困惑し…。#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #毎田暖乃 #余貴美子 pic.twitter.com/HerhseMmJY
季節も変わっているのに、暑い暑いと扇子を取り出す寅子に周りはびっくりします。
また、百合の様子も少しずつ変化が見え、星家に大きな変化が生まれそうです。
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寅子と百合の体調のことを調べた航一。
寅子は『更年期障害』、百合は『老年性痴ほう』が始まっているのでは…
その1年半後、認知症が進む百合のため、平日は吉本というお手伝いさんにそばにいてもらうことにしました#虎に翼#伊藤沙莉 #岡田将生 #山野海 #余貴美子 pic.twitter.com/QAblzRVHHY
優未もあっという間に高校1年生。
しかし、不満が爆発してしまいます。
優未は積極的に家の手伝いや、百合と過ごしていますが、のどかは家事は少ししかせず、仕事を理由に百合ともあまり関わろうとしませんでした。
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世話をしてくれる優未にはきつくあたり、助けず隠れていたのどかには甘い百合。
しかし…
「これ以上、私に求めないで」
百合の手を払いのけ、不満をこぼすのどか。
そんな二人の様子に、腹を立てた優未は…#朝ドラ #虎に翼#毎田暖乃 #尾碕真花 #山野海 #余貴美子 pic.twitter.com/L7Sx01yBRa
優未は不満を爆発させ、のどかを蹴り、家を飛び出してしまいました。
家を飛び出した優未は、よねと轟の元を訪れていました。
そこで、轟や遠藤と話をして少し気持ちを落ち着けることができたようです。
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口や手を出すということは、変わってしまうということ。
その人との関係や状況や自分自身も…。
「口や手を出して、何の責任も負わないような人には、どうかならないでほしい」
遠藤からの言葉が、優未の心に刺さります…#朝ドラ #虎に翼#毎田暖乃 #和田正人 pic.twitter.com/K74V8500bX
認知症を患った百合を家族で支えていました。
日中は、仕事に出る航一と寅子に変わり、お手伝いの吉本に来てもらい、家事も分担するようになりました。
それでも小さな不満を貯めてしまった優未だったのです。
また、寅子自身は昭和34年で45歳の年齢です。
航一は、寅子には図書館で借りてきたと更年期障害についての本を持ち帰っていました。
百合の認知症にも対応しようとたくさん調べていたようです。
表立って、目立つことはありませんが航一のさりげない優しさには心が温まりますね。
原爆裁判
約4年の間、27回にも及ぶ準備手続を終え、やっと口頭弁論へと移ります。
原告の出廷や裁判の内容なども気になりますね。
弁護士の岩居は過労がたたり倒れてしまっていました。
笑いながら、やっとここまでこれたとほっとしていた雲野は、よねと轟との話の最中に倒れ、この世を去ることになったのです。
雲野が亡くなったことは、原爆裁判に関わる人々の心を不安にさせてしまうのです。
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約4年間、27回にもおよぶ原爆裁判の準備手続が終わり、口頭弁論に向けて意気込む雲野。
しかしその矢先、倒れてしまい……#朝ドラ #虎に翼#土居志央梨 #戸塚純貴 #塚地武雅 pic.twitter.com/CE2xQGeLtN
不安を見せる人々の中で、始まった裁判に懐かしいあの人がいたのです、
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昭和35年2月、原爆裁判の第1回口頭弁論が開かれました。
誰もいない傍聴席に突如として現れた、年老いた人物…
それはなんと、記者の竹中でした!#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #土居志央梨 #戸塚純貴 #平埜生成 #井上拓哉 #趙珉和 #川島潤哉 #高橋努 pic.twitter.com/1p0C7p1biq
寅子の事を「おじょうちゃん」と呼んでいた記者の竹中だったのです。
口調や態度は変わらないものの、竹中もしっかりと年齢を重ねていました。
竹中が、傍聴していたのは理由は、雲野から裁判の記録を頼まれていたからだったのです。
法廷に立ってくれることになったキミ。
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原告の吉田ミキが法廷に立ってくれることに。
しかし、彼女だけが矢面に立ち、今後味わうことを考えると…賛成できない轟。
すると、よねが…
「どの地獄で、何と戦いたいのか、決めるのは彼女だ」#朝ドラ #虎に翼#土居志央梨 #戸塚純貴 pic.twitter.com/SgFdeedCvn
よねも轟も、不安を見せるキミに寄り添い、キミの思いは、轟(戸塚純貴)が手紙を代読するという形で法廷で明かされました。
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裁判前日、上京してきた原告の吉田ミキ。
気丈に振る舞っていたものの、徐々に弱さを見せ…
よねは当事者尋問の取りやめを決めます。
「心から納得して、自分で決めた選択でなければ…」#朝ドラ #虎に翼#土居志央梨 #入山法子 pic.twitter.com/FmFw7hBnAv
裁判は回数を重ね、竹中が裁判の様子を週刊誌の記事にしました。
この記事をきっかけに、原爆裁判は大きく注目されることになったのです。
裁判に関わっている寅子は、法律の定めるところと自身の感情に挟まれているようで辛そうでした。
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竹中こん身のルポルタージュが人々の心を打ち、雲野の願いを叶えるように原爆裁判は世間の注目を集めました
その記事を読みながら思い悩む寅子に、航一が…
「胸の内にためているもの、裁判官ではなく夫の僕に、少し分けてくれないかな」#虎に翼#伊藤沙莉 #岡田将生 pic.twitter.com/0pgmFyOKxh
そして、裁判は結審の時を迎えたのです。
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昭和38年12月、原爆裁判判決の日。
主文を後に回し、先に判決理由を読み上げる汐見。
これは当時、民事裁判では異例のことでした…。
判決の続きは🔜https://t.co/CtwiYTx20h#虎に翼#伊藤沙莉 #土居志央梨 #戸塚純貴 #平埜生成 #趙珉和 #高橋努 #井上拓哉 #川島潤哉 pic.twitter.com/2tq3ntHjRA
異例の主文を後回しにした判決理由からは、司法の力以外で多くの人を救うために立法が力を尽くすことを望ん内容でした。
法律の原則では、原告が勝てる見込みはありませんでした。
しかし、原告の請求を棄却するだけではなく、苦しんでいる人が歩き出せるように、立法が力を尽くすべきだと裁判で述べたことは大きな変化だったと言えるでしょう。
第23週
前週から3年の月日がたったところからお話はスタートし、猪爪家、星家もさまざまな変化がありました。
また、原爆裁判も結審しました。
原告の請求は棄却されましたが、被爆者たちが忘れ去られることは無くなったのです。
3年という月日で、子どもたちは成長し、大人たちは老いていく…
人の人生の流れを感じながらも、寅子が携わっている原爆裁判についてもやっと口頭弁論までたどり着けました。