『虎に翼』第25週 ネタバレ!法制審議会に関わる寅子の前に美佐江の姿?!

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
スポンサーリンク
※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
『虎に翼』第25週 ネタバレ アイキャッチ ドラマ・映画

朝ドラ『虎に翼』第25週で、寅子は美佐江そっくりの女学生と出会います。

この女学生は、美佐江とどのような関係なのでしょうか?
25週で、美佐江が新潟を離れた後の事が分かるのでしょうか?

また、第24週から続いている尊属殺人や少年法についても進展がありそうです。

第25週あらすじ

道男と梅子は、大五郎を店に迎えたが、桂場が姿を見せないことを気にしている。寅子は法制審議会での議論の進め方に不満を感じる中、朋一が突然異動を命じられ、その背後に桂場の意図があるのか悩む。

優未と猪爪家

寅子を囲む家族たちも少しずつ変化がありました。

第24週で、大学院を中退した優未。

中退後は、家事をこなしとても明るい表情です。
笹竹で働きながら、雀荘でも働くことになります。

この時代の雀荘は少し後ろ暗い印象であり、年頃の優未が働く場所として不安があります。

しかし、航一の前でタンカを切った手前、寅子はそれ以上何も言えずに見守ることに徹しています。

また、花江たちと同居していた直明も家族で引っ越しをすることになりました。

とはいっても、猪爪家の近所であり、今後も賑やかな猪爪家に変わりはなさそうです。

笹竹では

笹竹では補導委託先として、大五郎(増田怜雄)を迎え入れます。

梅子と道男、大五郎に優未も手伝いに入る笹竹は、変わらずの繁盛ぶりです。

大五郎を指導する道男も逞しくなったように見えます。

桂場

最高裁長官となった桂場は、多忙を極めていました。

何かに焦っているような雰囲気に、寅子は心配をしています。

また、大好きな甘味を楽しむ時間も少なくなっているようで、笹竹にもあまり顔を出せずにいるようです。

朋一の人事異動

まじめで勉強家の朋一(井上祐貴)は、一方で正義感が強すぎると航一(岡田将生)は心配していました。

  • 朋一が家庭裁判所へ異動
  • 桂場による冷遇人事であった

いわゆる、ブルーパージを受けた朋一は、それでも裁判官として励むのでした。

寅子は、桂場に真意を訪ねますがはねのけられてしまいます。

司法の独立は、どうなってしまうのでしょうか。

桂場の心に問いかけるのは、亡き多岐川でした。

正義感と熱意のあった朋一も、ついに心が折れてしまいます。

この後、航一は桂場の元を訪れ、昭和25年の尊属殺についての再議論を提案するのでした。

法制審議会

法制審議会少年部会の委員となった寅子(伊藤沙莉)は、少年法改正について関わります。

しかし、審議会は改正ありきで話が進もうとしていました。

少年犯罪が凶悪化していく中で、これまでのやり方では間に合わないというのもわかります。

この平行線の審議会を打破するきっかけとして、久藤も冷静に「はて?」と疑問を投げかけたのです。

家庭裁判所でも、業務内容や少年法について話題になりました。

慢性的な人手不足や多忙を極める業務内容、調査官によって違う子どもたちへの熱量の違い。
音羽(円井わん)は冷静に寅子に述べるのです。

音羽の言葉は寅子に大きく響き、猪爪家で討論会として家族の意見を聞くことにしました。

どちらが悪い、良いという話ではない事から、うまくまとまる方法を探るしかないようです。

明律大学女子部が集まる!

明律大学女子部メンバーが集まることになりました。

  • 集まった理由は、涼子が司法試験を受験するため
  • 涼子は現在、2店舗を経営し生活は順調

せっかく明律大学同期で集まれた時間でしたが、よねは涼子のために試験問題を作り、みんなで勉強することにしたのです。

涼子はその後、無事に司法試験に合格します。

しかし、司法修習は受けないと決めていたのです。

涼子が司法修習を受けなかった理由は?

華族でなくなったことや女性であるがゆえに同情されることへの反発だったのです。

「わたしなりの股間の蹴り上げ方ですかね」と笑顔で答える涼子がとてもかっこいいですよね。

尊属殺人と美位子

第24週から、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)達が弁護している美位子(石橋菜津美)の尊属殺人事件。

1審では情状酌量が認められ、過剰防衛で刑が免除となりました。

2審では実刑判決となり、上告するものの、なかなか裁判までたどり着けません。

調査をしている航一はよねたちを訪ね、美位子の話を聞くのでした。

航一は、桂場に25年前の判例についての資料を持参します。
その思いは、桂場に届くのでしょうか?

司法の独立を脅かしていた桂場を一喝した航一。
その後、美位子の事件は上告が受理され、最高裁の大法廷で審議されることになりました。

その時美位子は、法律事務所での生活にも慣れ、居心地の良い生活を送っていました。

しかし、心の奥にあったのは父親から離れることができた安心だけではなかったのです。

悲しみや苦しみを抱えた人をたくさん見てきたよね。

自身も、辛い思いをしてきました。

ただ、誰かと幸せ比べをすることでは、気持ちを浄化させることはできないのです。

美位子の奥底にあった、苦しい思いは誰かと比べることでは解消できないことを見抜いていたのでした。

『虎に翼』第24週で描かれる 尊属殺人の事件モデルは「実父殺人事件」?
朝ドラ『虎に翼』はリーガルエンターテイメントとして、ドラマの中でも様々な事件が扱われています。 恩師・穂高重親(小林薫)が、最高裁判事時代に関わった刑法200条 尊属殺人罪(そんぞくさつじんざい)が再度取り上げられるようです。 ドラマで描か...

美佐江が…?

新潟に赴任していた時に出会った、森口美佐江(片岡凛)のその後はわかっていません。

しかし、目の前にセーラー服を着た美佐江そっくりの女学生が寅子に声をかけるのです。

寅子の前に現れた女学生の素性は?

  • 名前は並木美雪
  • 駅の階段から同級生の男子を突き落としたことにより家裁にいた
  • 目撃者が多数いる事件

美幸は当初、容疑を否認していましたが、審判開始早々に涙ながらに突き落としたことを認めたのです。

突き落とした理由

  • 大切にしていた手帳を取り上げられ、取り返すために突き落としてしまった

不処分にはなったものの、どうも気になる登場の仕方でした。

その後、美雪の祖母が寅子を訪ね、美雪と美佐江の関係が明らかになります。

美雪と美佐江と祖母の関係

  • 美雪は美佐江の子
  • 祖母は美佐江の母
  • 美佐江は、美雪が3歳の時に車に轢かれ亡くなっている

美佐江が東京に出てから美雪を出産するまでをさかのぼってみました。

  • 1953年(昭和28年)3月 東京大学合格、新潟を離れる
  • 1956年(昭和31年)6月25日 美雪を出産 美佐江22歳
  • 1959年(昭和34年)美雪3歳 美佐江が亡くなる(25歳)

祖母は、美佐江が最後に残した言葉だと手帳を寅子に渡しました。

美雪が大切にしていた手帳には、美佐江が残した言葉が残っていたのです。

美佐江が残した言葉

美雪愛してあげられなくてごめんね

数ページの空白のあと、衝撃的な内容が綴られていました。

私は確かに特別だった。私が望めばすべてが手に入った。すべてが思い通りになった。盗みも体を売らせることもできた。けどこの東京では私はただの女に過ぎず 掌で転がすはずが知らぬ間に転がされていた。次々に沸く予期せぬことに翻弄された。身籠れば特別な何かになれるかと期待もしたが 無駄だった。私の中にかろうじて残る「特別な私」が消えぬうちに消えるしかない。

新潟では、地主の娘、優秀で美人。思い通りになることだらけでも、東京に出れば、自分の存在が大したことないと気づかされたのでしょう。

しかも、大学は東京大学、地方からはもちろん、もっと良い家柄や見た目のいい人、優秀な人が集まります。
そんな大学の中で埋もれていく自分に気づいてしまったのでしょうか。

残された文面から、美佐江は自死を選択したのではないでしょうか。

あの人を拒まなければ何か変わったのか? あの人は私を特別にしてくれたのだろうか?

『あの人』と言うのは、寅子の事でしょう。

美佐江の母も、寅子が美佐江に寄り添ってくれていたことに気づいて詫びていました。

母ですら美佐江を変えることはできなかったのです。

寅子は、あの日の事を振り返り、あと一歩踏み込めていればと自分を責めていました。

美雪は、美佐江の遺伝子を引き継いで何かを起こしそうな雰囲気を持ち合わせており、このまま終わりではないかもしれませんね。

ここからは気になる点を深堀する個人的な考察です。

  • 苗字が森口ではなく並木なのか?
  • 美雪の父親はどうしているのか?
  • 新潟には帰らなかったのか?
  • 人を殺してはいけない理由が、自分の人生を終わらせることへつながっている?

美佐江の妊娠や相手の男性の事を父は反対し、母は美佐江を守るために離婚し上京した?

美佐江は、身籠れば特別になれると思っていたので、相手は誰でもよかったのではないか?

美佐江が亡くなった後、3歳の幼子を連れ新潟へ帰ることもできずに、東京にとどまっている?

「どうして人を殺してはいけないのか?」という問いに、美佐江自身も答えを見つけることができず、自死を選んでしまった。

美佐江に関しては、ここで終わりになるのでしょうか?

寅子は、美佐江が問いかけたことへの答えを見つけることができるのでしょうか。

『虎に翼』美佐江のモデルはいるの?再登場はある?光クラブ事件首謀者との共通点
朝ドラ『虎に翼』で寅子が赴任した新潟で、とてつもない存在感を持っていた森口美佐江(片岡凜) 第19週の終盤で、東大に合格し寅子に何も言わずに東京へ旅立ちました。 美佐江の疑問を解くことができなかった寅子との接点はこのまま無くなってしまうので...

『虎に翼』第25週

『虎に翼』第25週では、第24週に続き、少年法改正や尊属殺人についての進展がありました。

新潟編で出会った森口美佐江は、亡くなっており代わりに娘の美雪と出会います。
美雪も美佐江同様にどこか影を含んでいるように感じました。

寅子と美雪のかかわりはこれで終わりなのでしょうか?

最終回が近づき、どのようにまとまるのか目が離せませんね!

虎に翼(国内ドラマ / 2024) - 動画配信 | U-NEXT 31日間無料トライアル
「虎に翼」を今すぐ視聴できます。DVDをレンタルせずに高画質な動画をお楽しみいただけます。
タイトルとURLをコピーしました