1998年にドラマ放送された『踊る大捜査線』
ドラマで主役の青島俊作(織田裕二)に続いて人気キャラクターの一人である室井慎次(柳葉敏郎)をメインに据えた映画が2024年に公開されます。
これまでの『踊る大捜査線』の映画シリーズを公開順にご紹介します。
『室井慎次 敗れざる者』公開までにぜひ復習のためにチェックしてくださいね!
『踊る大捜査線』ストーリー
湾岸警察署の刑事たちの日常と事件を描く刑事ドラマ。主人公・青島俊作(織田裕二)は、理想主義的な元営業マンの刑事で、現場の実情や官僚的な警察組織の壁に悩みながらも、仲間と協力して事件解決に挑む。
ユーモアとシリアスが交錯し、くすっと笑えるシーンはもちろん、警察の現場と組織の葛藤をリアルに描かれています。
一方で、ショカツと呼ばれる湾岸署員たちの友情や成長も見どころです。
シリーズは多くの映画化やスピンオフ作品を生み出しています。
大ヒットからの映画化
1997年の初回放送から大きな話題となり、年末スペシャルはもちろん、夏や秋のスぺシャル放送もされました。
テレビ放送が重なる中で、1998年に初めての映画が公開されたのです。
映画の公開順
『踊る大捜査線』の映画化作品は、合計4本あります。
公開日順にご紹介します。
1998年 『踊る大走査線 THE MOVIE』
1998年11月4日、河川で発見された水死体の胃からクマのぬいぐるみが見つかり、事件は予想外の展開に。一方、警視庁副総監が拉致され、湾岸署に捜査本部が設置されるが、所轄の刑事には捜査が許されず、青島は激怒。同時に湾岸署内で窃盗事件が発生する。
映画の副題は『湾岸署史上最悪の3日間!』です。
3日間の間に、次々と起きる事件がスリリングな内容です。
2003年 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
2003年11月22日、湾岸署管内でスリ事件、通り魔事件、他殺体発見が相次ぎ、警視庁は特別捜査本部を設置。沖田警視正と室井警視正が指揮を執る一方、監視カメラシステム「C.A.R.A.S.」による捜査も開始される。しかし、その監視網を嘲笑うかのように第2の殺人事件が発生し、室井は責任を取らされ監視ルームに軟禁状態に追い込まれる。
またしても様々な事件が起きる中で、責任をかぶる室井(柳葉敏郎)を助けるために青島(織田裕二)は奔走します。
名セリフの一つでもある「レインボーブリッジ、封鎖できません!」は、この映画で出てくるセリフです。
2010年 踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!
2010年3月28日、湾岸署の引っ越し作業中にバスジャックと銀行強盗が発生。青島らが急行するも異常な共通点が見つかる。さらに、署内の武器庫から拳銃が盗まれ、犯人は過去に青島が逮捕した犯罪者の解放を要求。室井は現場を信じる姿勢を崩さず、青島は腫瘍の誤診を乗り越え、事件解決に挑む。犯人の策略により署は封鎖され、毒ガス散布の危機に。青島は再び日向真奈美との対決に挑む。
これまで青島(織田裕二)が逮捕してきた『ヤツら』を開放するしかないのか?
青島に逮捕された人物の登場はもちろん、日向真奈美との再対決になります。
2012年踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
2012年12月21日、エネルギーサミットの警備体制が強化され、署内の業務が一本化されていた。そんな中、サミット会場で誘拐事件が発生し、被害者が射殺される。捜査に使われた拳銃が警察の押収品であることから、内部犯行の疑いが浮上し、情報は隠蔽される。青島は不正を察知し独自に捜査を進めるが、鳥飼の策略で辞職勧告を受ける。さらに真下の息子が誘拐され、青島は室井の指示で再び捜査に立ち向かう。
青島の辞職勧告や、室井の現場を信じる捜査などが見どころの一つとなります。
スピンオフエピソード
ドラマと映画以外にも、他のキャストをメインにしたスピンオフエピソードもあります。
今回は、映画化されたタイトルをご紹介します。
2005年 『交渉人 真下正義』
『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』の事件終結から数時間後、クリスマスイブの午後、東京地下鉄で新型試験車両「クモE4-600」が何者かに乗っ取られ、地下鉄網を暴走し始める。警視庁は第1級テロの可能性を警戒し、室井慎次警視正が緊急対応メンバーを招集。日本初の犯罪交渉人・真下正義率いる交渉課チームが対策にあたる。物語の終盤で、室井は特別捜査本部に呼ばれ、次作『容疑者 室井慎次』の事件へと繋がっていく。
スピンオフながら、『容疑者 室井慎次』へとつながっていくストーリーです。
2005年 『容疑者 室井慎次』
『交渉人 真下正義』から数ヶ月後の2005年2月、警視庁新宿北警察署での殺人事件の捜査中、事情聴取を受けていた神村誠一郎巡査が逃走中に死亡し、事件は彼による犯行として捜査打ち切りが決まる。しかし、捜査本部長の室井慎次警視正は納得せず、再調査を進めようとする。そんな中、東京地検の窪園検事が室井を特別公務員暴行陵虐罪で逮捕。背後には次期警察庁長官の座を巡る派閥争いが絡み、室井は権力闘争に巻き込まれる。
室井慎次のキャラクターを、ストーリーに載せたような、渋さと思い感じがします。 いつもの『踊る大捜査線』とは違う雰囲気が楽しめるのではないでしょうか。
映画『踊る大捜査線』シリーズを見る順番
『踊る大捜査線』の映画をまとめました。
- 1998年 『踊る大走査線 THE MOVIE』
- 2003年 『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』
- 2005年 『交渉人 真下正義』
- 2005年 『容疑者 室井慎次』
- 2010年 『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
- 2012年 『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』
視聴順は、公開年代順にみるといいでしょう。
室井慎次 敗れざる者
新たな作品として『室井慎次 敗れざる者』が2024年10月11日に公開されます。
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— ”踊るプロジェクト”映画最新作『室井慎次』公式 (@odoru_movief) September 10, 2024
最新予告編解禁🚨
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レインボーブリッジ事件、再来!?
事件が彼を追いかける…
あの日の“約束”と“家族”を守れるのか。
あなたはまだ、#室井慎次 の全てを知らない―。
🎬敗れざる者 10.11
🎬生き続ける者 11.15#odoru #踊るプロジェクト#MUROISM pic.twitter.com/Y7Fm1VemCi
シリーズ史上最悪の犯人である日向真奈美の娘・杏が現れたことから物語は始まるようです。
ぜひ、過去の作品で『踊る大捜査線』の面白さを復習してみてくださいね!