2024年4月13日土曜日の夜9時から日本テレビで放送がスタートする『花咲舞が黙っていない』に今田美桜さんが主演を務めます。
これまで、『花咲舞が黙っていない』は杏さんが主演を務めていましたが、キャストを一新しての放送となり話題になっています。
近年多いドラマのリメイクの理由や、今回の『花咲舞が黙っていない』は成功するのかを考察してみました。
ドラマのリメイクはなぜされるのか
これまでも、さまざまなドラマがリメイクされてきましたが、リメイク作品が制作されるのにはどのような理由があるのでしょうか。
視聴率を獲得しやすい
前作を見ていた40~50代の層だけではなく、若手俳優を見るために若い視聴者を取り込むことができます。
前作を知らない若い視聴者層や振り返りをしたい前作を視聴した層も含めて、自社の配信サイトへの誘導も可能となるため、リメイク作品は重宝されているように感じます。
制作のしやすさ
制作についても、ゼロから環境を整えるのではないので撮影もしやすいのではないでしょうか?
これまでロケで使用していた場所やシーンに必要なものなども前作を参照することで撮影もスムーズに進められるのではないかと考えます。
でもリメイクは難しい
ただ、リメイク作品は数多く制作されていますが、視聴者からの反発も少なくありません。
この視聴者の反発はリメイク制作を難しくしているのではないでしょうか。
多くの反発のコメントには、前作のイメージが強すぎる故に、イメージと違うといった内容のものが多く見受けられます。
リメイク作品が成功するには、この反発をどのように吸収するか。というところにありそうです。
それでもリメイクするのは
リメイク作品は制作側のメリットがある反面、視聴者からの反発が大きく出やすくなりますが、それでも『花咲舞が黙っていない』をリメイクするのはどうしてでしょうか。
今田美桜ならできる
今田美桜さんならできるという安心感からではないでしょうか?
今田美桜さんは、今や俳優としてのキャリアを着実に積み上げていることや、1992年に放送された『悪女』のリメイク作品である『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』への出演も果たしていることから、『花咲舞が黙っていない』も安心して視聴できるのではないでしょうか?
前シリーズを丸写ししないキャスト
今回の『花咲舞が黙っていない』はキャスト俳優を一新し、ストーリーは新作小説を原作としています。
この前作を丸写ししないキャストや設定は、リメイクというよりは新しい作品として受け入れられやすいのではないでしょうか。
父親ではなく、叔父が登場。
上川隆也さんは、前作で杏さんとバディを組んで出演していました。
前作では花咲舞の父親(大杉漣)が居酒屋「花咲」の店主でしたが、今作では兄の店である酒肴処「花さき」を引き継ぎ店主花咲舞(今田美桜)の叔父として出演します。
父親役ではなく、叔父としてまた新たなキャラクターの登場により、前作とはまた違った雰囲気を楽しめるのではないでしょうか。
ストーリーは新作小説が原作
また、新作小説を原作にしており、新しいストーリーとして提供できるのは前作との比較をできるだけ和らげ、まったく新しいドラマにすることができると考えます。
新しい感覚だったあのドラマ
大奥
2024年にフジテレビで放送された『大奥』は人気のシリーズドラマでした。
しかし、今回の『大奥』は、これまでの『大奥』ように史実をなぞった定番の時代劇ではなく、史実通りではなく、現代風の脚本やキャラだったように感じます。
それは、公家出身の五十宮倫子(小芝風花)のしゃべり口調やしぐさであったり、史実では家治(亀梨和也)と倫子は夫婦円満だったことやお品の側室入りを勧めた人物が違っていたりなどに加え、これまでの大奥では定番だった女同士のドロ沼が違った形で描かれていました。
『大奥』でもこれまでの作品との比較で反発はあったものの、おおむね好評で最終回を迎えることになりました。
まとめ
2024年4月13日から日本テレビで放送開始する『花咲舞が黙っていない』は。、2014年に第1シーズン、2015年に第2シーズンが放送された人気ドラマです。
今回のシリーズには今田美桜さんが主演を務めますが、これまでとキャストが一新され原作も新作小説なので全く新しい『花咲舞が黙っていない』が見られるのではないでしょうか。
放送詳細
2024年4月13日土曜日 よる9時から
日本テレビ