「最低男」が主役のドラマと聞くと、どんな物語を想像するでしょうか。
ずる賢くて自分勝手な主人公が、人をだましたり裏切ったりする話を思い浮かべるかもしれません。
しかし、『日本一の最低男』は、ただのダメ男の物語ではありません。むしろ、笑って泣けて、最後には心が温まる作品です。
主人公・大森一平(香取慎吾)は、政治家を目指すために家族を利用しようとする男。
そんな彼が、家族や子どもたちと向き合う中で少しずつ変わっていきます。
最初は「最低」と思える行動も、彼の本質を知ると見方が変わるかもしれません。
このブログでは、一平の奮闘や家族との絆、物語の面白さについて紹介していきます。
『日本一の最低男』
◤🌟ポスタービジュアル解禁🌟◢
— 『日本一の最低男』木10ドラマ【公式】 (@saiteiotoko_cx) December 17, 2024
「JAPAN’S “SAITEI” MAN=日本一の最低男」は
家族を、社会を、
そして日本を変えることができるのか――!?
🗳️𝟐𝟎𝟐𝟓年𝟏月𝟗日木曜 よる𝟏𝟎時𝕊𝕋𝔸ℝ𝕋🗳️
『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』#香取慎吾#志尊淳#冨永愛#フジテレビ pic.twitter.com/x5z17m9hQS
あらすじ
元ニュース番組プロデューサーの大森一平(香取慎吾)は、不祥事でテレビ局を退社し、無職同然の生活を送っていた。そんな中、幼なじみの助言を受け、政治家への転身を決意。選挙戦を有利に進めるため、シングルファーザーの義弟・正助(志尊淳)一家と同居し、育児をアピール材料にするという“最低”な思惑を抱く。しかし、家族や子育てを通じて人々と向き合ううちに、一平の価値観は変化。次第に本当の父親のような存在となり、いつしか“ホンモノ”の家族になっていく。やがて彼は、家族や周囲の応援を受けながら選挙に挑む。
大森一平(香取慎吾)の人物像
大森一平(香取慎吾)は、元ニュース番組プロデューサーで、不祥事によりテレビ局を退社。
家族嫌い・子ども嫌いの仕事人間だったが、社会的に再起し世間を見返すため政治家を目指します。
選挙戦を有利に進めるため、シングルファーザーの義弟・正助(志尊淳)一家と同居し、育児をアピール材料にするという“最低”な目的を持つ。
しかし、家族や子どもと向き合ううちに価値観が変化していき、本気で選挙に挑むことになります。

面白い理由
ドラマ『日本一の最低男』の面白い理由をまとめてみました。
大森一平(香取慎吾)の奮闘と成長
ドラマの見どころの一つは、大森一平(香取慎吾)の奮闘と成長です。
選挙のために義弟の子育てを手伝うものの、家事も育児も初心者。
一平の卵焼きはスクランブルエッグになり、ミートソースは焦がしてしまいます。
洗濯ではポケットの確認を忘れ、服をダメにすることも。
育児では、甥っ子が外出直前に忘れ物をし、姪っこはなかなかなつきません。
大見栄を切ったものの、満身創痍な日々が続きます。
しかし、そんな生活の中で少しずつ成長し、家事や育児に慣れていく姿が魅力です。
子どもたちとの絆
もう一つの見どころは、「子どもたちとの絆」が描かれている点です。
甥っ子の朝陽は発表会のダンスをなかなか覚えられず、一平は焦りから努力を押し付けがちでした。
しかし、次第に朝陽の気持ちを尊重するようになり、母親を楽しませるために頑張る姿を応援するようになります。
発表会を終えた朝陽は自信をつけ、少しずつ前向きに変わっていきました。
一方、姪っ子のひまりはクラスの男子とのトラブルで不登校気味に。
そんな彼女も母親のレシピをきっかけに、一平と少しずつ心を通わせていきます。
一平の成長だけでなく、子どもたちの変化も描かれているのが魅力です。
家族の形
ドラマ『日本一の最低男』の魅力は、家族の絆や多様な形が描かれていることです。
シングルで子どもを育てる苦労や悩み、ゲイカップルの結婚問題、不登校の子ども、父子家庭ならではの課題など、一平はさまざまな問題と向き合います。
それぞれの問題にあたたかく寄り添い、解決に向けて動く中で、一平自身も家族や社会の現実に気づき、変化していきます。
どのテーマもニュースで目にするものや身近に感じるものばかり。
一平が導き出す答えは、私たちに家族の形や絆について新たな価値観を与えてくれるはずです。
本当に最低なのか
ドラマのタイトルは『日本一の最低男』ですが、一平は本当に最低なのでしょうか。
確かに最初は選挙のために子育てを利用しようとしました。
しかし、甥の発表会に本気で向き合い、母の死因も子どもだからと隠さず伝えています。
ゲイの友人の父親にカミングアウトの機会を作るなど、人の気持ちを尊重する場面も多いです。
不登校の子どもたちに寄り添い、ひまりの万引き問題には女性の後輩を介して対応しました。
内申点のためといいつつ、生徒会長選に立候補した学生時代。
人の気持ちに応えようとする責任感の強さが、一平の本質なのかもしれません。
最低になる瞬間が来る?
一平は本当に「最低男」になる日は来るのでしょうか。
私は、選挙のために家族を利用していたことが明るみに出ると考えています。
正助は裏切られたと感じ、一平を拒絶するかもしれません。
しかし、一平は子どもたちや仲間の言葉に耳を傾け、家族の意味を改めて考えるのではないでしょうか。
最低な動機で始まったはずの関係が、本物の家族になっていたと気づく瞬間が訪れるように思います。
『日本一の最低男』は面白い?
ドラマ『日本一の最低男』は、主人公・一平が選挙のために家族を利用しようとするところから始まります。
しかし、育児や家族との生活を通じて彼の価値観は変わっていきます。
最初は不器用だった家事や育児も、少しずつこなせるようになりました。
子どもたちとの絆が深まり、一平自身も成長していきます。
また、家族の形や社会の問題にも触れており、共感できる場面が多いのも魅力です。
一平は本当に最低なのか、それとも違うのか。
物語が進むにつれ、その答えが見えてくるでしょう。
これからの展開にも注目です。