あなたの住む家や部屋には、どんな物語が隠されているでしょうか?
ドラマ『問題物件』は、普通の不動産物件に潜む「見えない謎」と「隠された秘密」を解き明かすミステリードラマです。
不動産と心霊現象、そして謎解きという異色のテーマが絡み合い、視聴者を驚きと感動に包み込むこの作品。
主人公・犬頭光太郎の魅力的なキャラクターと、不思議な事件を通じて描かれる人間模様は見逃せません。
原作は大倉崇裕さんによる小説『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』です。
ユーモアと本格ミステリーが絶妙にブレンドされた物語は、ドラマとしてどのように描かれるのでしょうか?
今回は、ドラマのあらすじやキャスト、原作の魅力について詳しくご紹介します。
原作
ドラマ『問題物件』の原作は小説です。
作者のプロフィールや経歴はこのようになっています。
プロフィール
- 名前:大倉 崇裕
- 生年月日:1968年生まれ
- 出身地:京都府京都市
- 職業:小説家、推理作家
- デビュー作:2000年に短編「ツール&ストール」で第1回本格ミステリ大賞新人賞候補となりデビュー
- 代表作:
- 『問題物件』シリーズ
- 『三人屋』
- 『福家警部補の挨拶』
- 作風:ユーモアと本格ミステリーの要素を兼ね備えた作品が多く、人間ドラマや社会問題も扱う幅広いストーリーが特徴。
- 受賞歴:本格ミステリ大賞候補経験あり。
- 映像化作品:いくつかの小説がテレビドラマ化されており、特に『福家警部補の挨拶』が高い評価を得る。
大倉さんの作品は日常に潜む不思議やミステリーを巧みに描きつつ、読者を驚かせる意外性のある結末が特徴です。
大倉崇裕さんの小説『問題物件』以外の映像化作品を挙げます。
映像化作品
- 『福家警部補の挨拶』
- ドラマ化:2014年にフジテレビ系列で放送。
- 主演:檀れい(福家警部補役)
- 概要:女性警部補・福家を主人公に、彼女が独自の視点と鋭い推理で事件を解決する本格ミステリードラマ。大倉さんの原作が持つユーモアと緻密なストーリーが高く評価された。
福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)
その他の映像化候補作品
大倉さんの作品はそのユニークな設定や緻密なストーリーテリングが映像作品との相性が良く、ほかの小説が映像化される可能性も期待されています。
特に『三人屋』のような人間ドラマを含む作品も映像化の候補として注目されています。
あらすじ
黒ずくめの服に黄色のジャケットを羽織る謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)。不動産会社で心霊物件や不可解な現象のクレームを担当する若宮恵美子の前に現れ、天才的な推理力で事件を解決し去っていく。心霊現象を信じずどんな状況にも動じないが、短気で手が出る一面も。「吾輩は犬である」と謎めいた言葉を残す彼を、恵美子は「犬の化身か?」と疑う。犬頭の正体とその目的とは?不動産に隠されたミステリーが展開する異色の物語。
キャスト
犬頭光太郎 役/上川隆也
問題物件とは?
一般的に問題物件とは、物理的・心理的要因で居住や取引に支障がある不動産を指します。
具体例としては、事件や事故が発生した「事故物件」、騒音やごみ屋敷などの環境問題、違法建築や管理不全の物件などが挙げられます。
大倉崇裕さんの小説『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』には、不動産に関するユニークでミステリアスな「問題物件」がテーマとして描かれています。
どのような物件がでてくるでしょうか?
- 「いわくつき」の部屋 前の住人が失踪したり、不可解な死を遂げた部屋。
- 幽霊や怪奇現象の目撃がある物件 入居者が「夜中に物音がする」「人影を見た」と訴える部屋。
- ごみ屋敷 膨大な量のごみが溢れ、近隣住民に悪影響を及ぼす部屋。
このような問題物件が出てくるのでしょう。
『問題物件』
不動産に隠された謎や心霊現象、そしてユニークな登場人物たちが織り成すドラマ『問題物件』。
その原作小説はもちろん、映像化によって生まれる新たな魅力もたっぷり詰まっています。
普段何気なく住んでいる場所にも、何か隠れたストーリーがあるのかも…と思わずにはいられません。犬頭光太郎の正体や物語の結末は、ぜひドラマの中でご覧ください。
あなたもきっと、物件にまつわる不思議な世界に引き込まれることでしょう。
次に住む部屋の選び方が、少し変わるかもしれませんよ。
放送詳細
2025年1月15日より 毎週水曜日22時~
フジテレビにて放送(※初回15分拡大)