『虎に翼』第13週 梅子と姑 ついに登場!どうなる遺産相続!女性代議士とも再会!

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朝ドラ『虎に翼』第13週 ネタバレ あらすじ 大庭梅子と再会 アイキャッチ ドラマ・映画

朝ドラ『虎に翼』の第12週は、戦争孤児・道男との出会いと道男の更生を中心に描かれました。

第13週では、家庭裁判所が行う戦争孤児問題以外の案件にも寅子は取り組むようです。

それは、遺産相続問題です。

新キャストである大庭常(鷲尾真知子)が登場するようです。

第13週あらすじ

寅子の絶叫から、多忙の中の波乱であることが伺えますね!

1949年(昭和24年)4月

第13週は、はるが無くなってから2か月たった頃から始まります。

家庭裁判所独立庁舎の完成に加え、特例判事補として働く寅子は、多忙を極めていましたが充実していました。

  • 周りでの変化はこのような事がありました。
  • 汐見と香子こと崔 香淑の間に、娘が誕生
  • 汐見の娘の名前は「かおる」
  • 道男は、笹山の元で寿司職人として修業をしながら、猪爪家にも顔を出し夕食を共にする

家庭裁判所独立庁舎の完成式典で、多岐川は、家裁広報月間と称し、愛のコンサート開催計画を発表し、寅子たちを驚かせたのです。

寅子を始め、家裁のメンバーは皆反対をします。

  • 誰にも相談なしで多岐川の思い付きで決めてしまったこと
  • 誰もが仕事で手一杯で企画を担当する人がいないこと

このような意見で反対をしていましたが、多岐川が聞き入れるわけがありません。

多岐川は、寅子と愛のコンサートの企画を担当するように命じたのでした。

梅子との再会

家庭相談室の手伝いに行った寅子は、さまざまな相談に乗ります。

当時の家庭相談室では

  • 失踪宣告
  • 就籍
  • 養子縁組
  • 離婚相談

などが多く寄せられていました。

妾・すみれが持参した遺言書

大庭徹男が、妾であるすみれ(武田梨奈)に預けた遺言書をもって家庭相談室にやってきました。

後日、遺言書の検認のためにすみれをはじめとする、大庭家の人間も集まり、その中に梅子もいたのでした。

集まった大庭家の人たち

  • 大庭常(鷲尾真知子) 徹男の母 大庭家を守って来た自負と厳しい時代を生き抜いてきた強さや逞しさを感じる
  • 大庭徹太(見津賢) 長男 弁護士、ふてぶてしい態度
  • 大庭徹次(堀家一希) 次男 復員後、働かずに大庭家に甘えている、怪我しているようで足を引きずっている。
  • 大庭光三郎(本田響矢)法律の勉強をする学生。祖母である常に優しく、家族の中で立ち回り方を知っているようです。
  • 大庭梅子(平岩紙) 何も発言せず、「スンッ」としており、再会を喜ぶ状況ではない

遺言書には、全財産をすみれに贈与するとあり、大庭家の人々は驚きを隠せませんでした。

妾であるすみれと、徹男の母・常の言い分はこちらです

  • すみれ:妻になれると思っていたのに、妻になれず被害者である自分は遺言通りに全財産をもらう権利がある。
  • 大庭常:大庭家の財産は1円も渡さない

話し合いが進まない中、梅子が光三郎に耳打ちし、現在の民法を持ち出しました。

戦前であれば、財産は家長となる長男が相続するようになっていましたが、戦後の憲法改正では、財産は妻が1/3、子が2/3を均等に分けるようになっています。

梅子は、現在も法律の勉強をしているようで、寅子はその姿をうれしく思っているようでした。

梅子が寅子を訪ねる

検認のあと、梅子が寅子を訪ねてきました。

梅子は、寅子との再会を喜び、寅子もうれしい気持ちがあふれ出してしまいます。

よねやヒャンちゃんとの再会は、うれしいものにならなかったことから、寅子は梅子も同じような反応をされるのではないかと、気にしていたようですが、喜びの再会となったことはこれからの寅子の力になるのではないでしょうか。

その後、寅子と梅子は上野の轟法律事務所を訪れ、よねや轟とも再会をしました。

  • よねは、寅子や梅子とどのように関わって良いかわからず黙っていた
  • 轟は、涙を流し再会を喜んでいた

対照的な反応ではありますが、梅子も大学時代に戻ったみたいだと言い、変わらない優しい笑顔でした。

梅子はどうして大庭家にいるのか?

高等試験当日に離婚届を渡されたはずの梅子は、どうして大庭家にいたのでしょうか。

梅子は、これまでの10年のことをぽつぽつと話し始めました。

  • 光三郎と家を出た梅子は、10日ほどで大庭家に連れ戻された
  • 離婚届は出されていなかった
  • 大庭家に戻ってから間もなく、夫・徹男が倒れる
  • 徹男はまひが残り、梅子がずっと介護をしていた

離婚届が出されていなかったことや連れ戻された背景には、姑である常の意向があったのでしょう。

すみれはどうして妻になれなかったのか?

離婚届を渡された梅子はまだ妻の様ですし、すみれが妻になれなかった理由は何だったのでしょうか

  • 妾を妻にするという世間体や徹男の母・常の意向があった

梅子が連れ戻された経緯から、常の意向が大きかったのでしょう。

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波乱を呼ぶ遺言書

遺産相続問題は、かなり混乱を極めそうですが、担当弁護士は轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)でした。

再度、すみれと大庭家の人々が集まり、遺言書について話を始めました。

轟は遺言書が偽造されたものではないかと、すみれに問いただします。

遺言書が偽造されたものだという根拠は?

  • 証人の住所を尋ねたら、別人が住んでいたこと
  • 遺言書の偽造は、罪に問われることを持ち出し、すみれに問いただす

すみれは、あっさりと偽造を認めました。

このすみれの行動に対して常は、すみれに対して訴訟をすると息巻いており、長男・徹太もかなり怒り心頭でした。

すみれの持っていた遺言書は偽造であることがわかり、退場するしかなくなったすみれ。

安心する轟に、梅子は表情を緩めることは無かったのです。

民法改正は大庭家を幸せにするのか?

長男・徹太は弟たちと梅子に遺産放棄するように言います。

以前の民法であれば、家長となる長男が全てを相続することになっていましたが、戦後に民法が改正され、遺産は1/3が妻、2/3を子どもが均等に分けるようになりました。

弁護士である徹太ももちろんそんなことは知っているが、これまでの家長制度が当たり前で育っているので、こんな横暴な言い分になるのも仕方がないのでしょう。

復員後は自堕落な生活をしていた次男・徹次は、母親である梅子が遺産放棄すればみんなの取り分が増えると言い出します。

常は、自分が育てた徹太が言うことが正しいと、徹太の言うとおりにするように言います。

それぞれが、遺産欲しさや思い通りにしたいばかりに言いたいことを言う中で、梅子はただ一言

遺産は放棄しません

と言うのでした。

遺産相続の話し合いはうまく進まず、家族の意見が分かれてしまっています。

それぞれの言い分

大庭家それぞれの言い分はこのようになっています。

遺産全てを相続し、大庭家を守る。
祖母、母の面倒も見る

徹太は弁護士であり、民法の改正は知っているはずですが、これまで大庭家を守ることを常々言われ育ってきた徹太には、民法の改正が理解ができていないようです。

遺産放棄はしない

復員後、怪我を理由に酒浸りでひねくれてしまった次男・徹次は遺産がないと困ってしまう事から、兄・徹太の言い分を飲むことは無いでしょう。

徹太と徹太の嫁・静子の世話になるのは嫌だ。
静子が口答えをするようになったのは、梅子のせい
世話になるなら、三男・光三郎がいい
そうすれば、梅子もそばにいるから世話してもらえる

調停委員の前ではしおらしい常は、ここにきて徹太と徹太の嫁・静子の世話になるのは嫌だから、徹太だけが遺産相続することに反対します。

また、梅子が光三郎と家を出たことを持ち出し、梅子は光三郎の世話をするだろうから、自分も世話になろうと考えていました。

祖母・常が母・梅子に対して嫌がらせをしないなら、祖母・常と母・梅子の面倒を見る

光三郎はきっと大庭家のもめごとが早く収まるなら…という気持ちだったのでしょうが、良い手とは言えないのではないでしょうか。

条件として、常が梅子への嫌がらせを止めることと言いますが、あまり効果はないように思われます。

結局、話がまとまることは無く、このままでは審判まで進むことになります。

家事事件の場合

  • 調停委員が話を聞く調停

それでも話がまとまらない場合には

  • 裁判官が出てきて審判

となります。

遺産放棄をしないといった梅子は、遺産についてどのように考えているのでしょうか

  • 梅子は、兄弟手を取り合い生きるために、遺産は均等に相続してほしいと考えている
  • どんなふうに育っても、自分の子どもだから三人ともかわいいと思っている

長男・徹太は、姑・常(鷲尾真知子)の手によって育てられ、梅子は子育てに関与することができませんでした。

そのため、夫にそっくりの人を見下すような人間となってしまっていたので、弟たちを蹴落とそうとするような態度にも納得です。

離婚し、親権を取るために法律の勉強をしていた梅子は、その願いをかなえることはできませんでしたが、優しく立派に育った光三郎に寅子は励まされるのでした。

予想外の事から進展する遺産問題

小橋と寅子は、仕事帰りの道すがら、抱擁しあう男女を見かけます。

この男女は、光三郎とすみれだったことから、遺産相続の話が進展するのでした。

光三郎から、すみれに手を差し伸べたのでしょうか…

梅子が光三郎は人がよすぎると心配していましたが、ここまでお人よしだったのかという驚きがありました。

梅子が遺産放棄をする

すみれと光三郎の関係を隠し通すことはできず、後日大庭家での話し合いとなりました。

  • 光三郎は、すみれに本気の様子
  • すみれは、梅子に「大切なものを全て奪ってごめんなさいね」と軽く言う
  • 常は、かなりのご立腹

遺産相続の話も進まず、光三郎にまで裏切られたような気持ちだったのか、ぷっつりと切れた梅子は涙を流しながら高笑いし、家族にこう告げました。

もう降参。すべて失敗した。
…すべてを放棄します

梅子は、憲法730条を持ち出し

お互い誰かのせいにしないで、自分の人生を生きていきましょう。

と言い、家を出てしまうのでした。

憲法730条

直系血族及び同居の親族は、互いに扶け合わなければならない

その後、梅子と寅子、そして花江はたけむらでおしるこを食べながら、話をしていました。

家族で助け合うという当たり前のことが法律にあることを不思議がっていた花江に、梅子は

  • 730条は自分のような人がまた生まれると感じていた事
  • そうなる前に自分が家族に押し付けたと清々しい表情

梅子の人生は、自分の思い通りにならない事ばかりだったでしょう。

子どもたちへの公開はありつつも、どこか清々しい表情の梅子に、これからは自分の人生を精いっぱい生きてほしいとより応援したくなりました。

残された大庭家が出した結論

梅子が相続放棄をし、家族から離れたことで相続の話が一気に進んだように思います。

  • 遺産は兄弟で均等に分ける

個人的には、長男・徹太にぎゃふんと言わせたかった思いがありますが、兄弟均等で一致したことから朝廷は取り下げられたことは、気持ちの区切りもつけやすく梅子にとっても良かったのではないでしょうか。

梅子は、轟法律事務所に居候し、今後の事を考えるのでしょう。

これからどうなる?

  • 梅子は子どもたちを見守りながらも梅子自身の人生を大切に生きていく
  • 梅子がよねと寅子の中を取り持ってくれる
  • 光三郎の恋は冷めるのか?

立場上、梅子の事情に立ち入れない寅子はヤキモキしていましたが、解決に向かいそうで安心しました。

寅子の多忙と猪爪家

多忙を極める寅子は、残業も多く家事のほとんどを花江が担っていました。

はるが亡くなり、花江ははるの分まで頑張ろうとしているようです。

手伝いを申し出る直明にも、勉強を優先するように答えてしまい、食事当番だった寅子を少しでも休ませたいと起こすこともしませんでした。

花江が背負っているものがあまりに大きすぎるのではないかと、心配になります。

寅子も、あくびの後に「私も手伝う」と言いますが、花江に休むように言われてしまいます。

あくびの後の「手伝う」は、悪気はなくてもちょっとズルいなと感じちゃう瞬間でした。

ご機嫌になる理由

疲れも見えてきた花江ですが、ある日ニコニコとご機嫌で寅子にお夜食を用意しました。

用意したお夜食は、道男が作ったおいなりさんだったのです。

直人はこの花江の様子から、道男の事を大切に思っているのではないかと言い出します。

俺にはわかる!

父・直道の口グセとともに、祖母・はるが、寅子と優三が結婚したことを引き合いに出し、人の人生はわからないと言っていたと言い出します。

道男は花江の大切な人になるのか?今後のストーリーが気になりますね。

代議士・立花幸恵との再会

寅子は多岐川から、ラジオ番組への出演の話を持ち掛けられ、民法改正時に出会った女性代議士・立花幸恵(伊勢志摩)と再会します。

  • ラジオ番組出演で家庭裁判所が広く知れ渡るきっかけになる
  • 愛のコンサートの宣伝と、出演歌手を探していることを伝える

代議士・立花幸恵(伊勢志摩)とは、このラジオ番組以降もつながりがあるのでしょうか。

このラジオをきっかけに、愛のコンサートの話も一気に進むのでした。

愛のコンサート

愛のコンサートの歌手探し、会場探しで担当になった寅子は大忙しでした。

  • どのような内容のコンサートになるのか?
  • もしかして、『ブギウギ』のスズ子が出演したりする?

時代は、2024年後期の朝ドラ『ブギウギ』と同じ時代であり、多岐川は以前「東京ブギウギ」を鼻歌で歌っていたので、もしスズ子が出演すれば、面白いですよね。

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多岐川は愛のコンサートの準備にワクワクしており、寅子たちに

彼女がいいんじゃないか?東京ブギウギ♪

と歌いだしたところを寅子に

福来スズ子なんて呼べるわけないでしょう

とたしなめました。

朝ドラファンとしては、ニヤニヤしてしまう瞬間でしたね。

ラジオ番組放送後、頼安(沢村一樹)が多岐川と寅子に紹介した人物。

この人が愛のコンサートに出演することになります。

出会ったのは茨田りつ子(菊地凛子)だったのです。

福来スズ子(趣里)ではありませんでしたが、朝ドラ『ブギウギ』つながりの茨田りつ子(菊地凛子)だったのは、朝ドラファンとしては嬉しいですよね。

家庭裁判所の仕事

家庭裁判所が行う仕事ひとつひとつに、真剣に取り組む寅子の姿に励まされます。

明律大学の同期達と次々と再会でき、うれしいことも多く、これからも目が離せませんね。

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