2024年後期の朝ドラ『おむすび』は、ヒロイン・米田結(橋本環奈)の人物モデルが松丸奨さんであることをご存じですか?
ヒロイン・米田結(橋本環奈)は、平成から令和を舞台に、食や栄養のプロである栄養士としての道を進む物語です。
ヒロイン・米田結(橋本環奈)の人物モデルとなった、松丸奨さんについて調査しました。
『おむすび』ストーリー
ストーリー
米田結(橋本環奈)は、平成初日に福岡県糸島市で生まれ、自然豊かな環境で育つ。家族は明るいが、複雑な事情も抱えている。高校卒業後、神戸と大阪で栄養士を目指し、食と栄養への関心を深める。幼少期に阪神・淡路大震災を経験し、人のために役立つ喜びに目覚めた結は、食の知識とコミュニケーション能力で現代の問題を解決し、縁や人を結ぶ。栄養士として家族や仲間のために始まり、そしてその活動を全国に広げていくことになる。
2024年9月30日から放送がスタートしました。
幼少期からではなく、高校時代からのスタートです。
ヒロインが栄養士として活躍していく道のりがドラマで描かれるのでしょう。
松丸 奨
松丸奨さんは、どのような人物なのでしょうか。
プロフィール
名前:松丸 奨(まつまる すすむ)
生年月日:1983年
出身:千葉県
所持免許:管理栄養士免許、栄養教諭免許、調理師免許所持
その他の所持免許は、このようになっています。
- フードスタイリスト
- フードコーディネーター
- 農林水産省 和食給食有識者委員
- 和食文化継承リーダー
- スポーツフードスペシャリスト
- 幼児食インストラクター
- ダイエットインストラクター
食や教育につながる資格が多いですね。
2013年 第8回全国学校給食甲子園 初の男性栄養士による優勝
この学校給食甲子園は、学校で実際に提供されている給食でおいしさなどを競うコンクールです。
応募総数2266校ある中で、優勝、しかも男性栄養士初の快挙を成し遂げました。
栄養士として
専門学校卒業後から、栄養士として千葉県内の市立病院に勤務。
5年間病院食の献立作成や栄養管理に携わる。
- 2013年~ 文京区立青柳小学校在籍
- 2022年~ 文京区立 柳町小学校在籍
松丸奨さんは、栄養士としてのモットーを持っています。
「食事は子どもたちの夢や未来をつくる」
全ては子どもたちのためという気持ちが伝わるモットーですね。
また、2016年 フジテレビ系ドラマ『Chef〜三ツ星の給食〜』で給食の監修・調理指導を担当しました。
その他、様々なメディア出演はもちろん、著書も出版されています。
人物像のきっかけ
松丸奨さんが朝ドラ『おむすび』の人物像となったきっかけはあるのでしょうか?
松丸奨さんは、朝ドラ『おむすび』のNHK制作総指揮の宇佐川さんから栄養士についての番組協力依頼がきっかけでした。
「栄養士についてある番組を作りたいので監修を念頭に協力をしてほしい」
松丸奨さんは、栄養士としての熱意の大きさを感じるエピソードがいくつもあります。
栄養士としての業務内容だけでなく、そういったエピソードの面白さから人物像への提案があったのです。
実は朝ドラ「おむすび」で橋本環奈さん演じる主人公米田結の人物像のモデルは松丸奨なのです。公開可能になりましたのでお知らせです。脚本家の先生が書きはじめる前の段階、この物語や主人公のイメージが定まっていない時期に、NHK制作総指揮の宇佐川さんから連絡があり、栄養士とはどういうものかに… pic.twitter.com/Z5ba17lurs
— 松丸奨@men's管理栄養士 (@matsumarurecipe) September 30, 2024
松丸奨さんの料理に関するエピソード
・チーズインハンバーグの試作のために2週間ハンバーグ生活
・究極の揚げパン作りのために100個以上作っては食べて顔がテカテカになる
・最高の食材を求めて休日は農家さんのところへ通う
・農家さんのところへ突撃した時は不審者に思われていた
・男の栄養士が珍しいから職質されたことがある
熱意のある栄養士でも、ここまではできないような内容が、面白いと惹きつけたのでしょう。
「美味しい」のためには、努力も惜しまないヒロインの姿が描かれるのかもしれませんね。
『おむすび』
2024年後期の朝ドラ『おむすび』、栄養士の夢を持ったヒロイン・米田結(橋本環奈)が、食や栄養の大切さと人との縁をつなぐドラマです。
ヒロイン・米田結(橋本環奈)の人物像のモデルは、給食甲子園で初の男性栄養士として優勝した、松丸奨さんです。
美味しい給食のためには、労力を惜しまない、松丸奨さんのキャラクターが垣間見えるのかもしれませんね。