2024年4月にフジテレビでスタートした月9ドラマ「366日」は2024年6月17日に最終回を迎えました。
ヒロインは広瀬アリスさん、相手役に眞栄田郷敦さんが出演したラブストーリーです。
ずっと思いを寄せていた人と結ばれた矢先の悲劇に、ヒロインの恋はどうなったのか。
遥斗にスポットをあて、ストーリーを解説しています。
「366日」ストーリー
📢4月スタート#広瀬アリス フジテレビ #月9 初主演
— 『366日』月9ドラマ【公式】 (@366days_fujitv) January 29, 2024
ドラマ 『366日』
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今年は4年に一度のうるう年💫#HY の楽曲「366日」に着想を得た
オリジナルラブストーリーをお届けします🤍
ー毎週月曜よる9時放送ー
▼番組公式HPhttps://t.co/7uN06FtrZX#ドラマ366日 pic.twitter.com/HVFXXoXunp
音大卒でないことから、音楽講師への夢を諦め音楽教室に勤める雪平明日香(広瀬アリス)は高校の同窓会でかつて思いを寄せていた水野遥斗(眞栄田郷敦)と再会する。
些細な誤解からすれ違った二人は、12年の時を経て交際をスタートさせることができたが、その矢先、水野遥斗(眞栄田郷敦)は、少年を助けるために橋から転落してしまう。
12年という時を超え、やっと思いが通じ合った二人に訪れる悲劇ということで、悲しいストーリーになりそうではありますが、過去である高校時代と思いが通じた二人の現在という、二つの時間軸の中で、悲しいだけではないストーリーになるといいなと思っています。がストーリーが進むごとに少し心配になってきました。
キャスト
ドラマ「366日」に出演するキャストはどのような方なのでしょうか。
キャストと役どころをまとめました。
広瀬アリス…雪平 明日香役
音楽教室の事務受付をする28歳。
いつも周りの人のことを期にかけており、途中で投げ出さないまっすぐな性格
高校時代は吹奏楽部に所属、恋をしていた水野遥斗を忘れられずにいる。
眞栄田郷敦…水野 遥斗役
ヒロインと12年越しに結ばれる相手。
高校時代は野球部で甲子園を目指していた。
実家はお好み焼き屋で、高校時代は部活後に友人たちとお好み焼き屋でにぎやかに過ごしていた。
明日香に想いを伝えられないまま卒業後は、東京の大学へ進学し、現在は外食チェーンに勤務している。
明日香と遥斗を見守る同級生
坂東龍汰…小川 智也役
長濱ねる…下田 莉子役
綱啓永…吉幡 和樹役
気になるストーリー
さて、ドラマスタートから、二人を引き裂く出来事に見舞われてしまいましたが、遥斗は回復するのか?明日香との恋はどうなるのかの気になった点をまとめています。
水野遥斗はどうなるのか?
やっと思いが通じ合った二人だったが、遥斗(眞栄田郷敦)の事故により悲しい展開となってしまいました。
3話で、目覚めた遥斗(眞栄田郷敦)でしたが、高次脳機能障害であることが分かり、遥斗(眞栄田郷敦)を支えるために、障害の勉強をする明日香の一途な姿に胸をうたれます。
遥斗(眞栄田郷敦)は右半身の麻痺に加え、記憶障害と自身が経験したことに関するエピソード記憶を失っていたのです。
つまり、明日香をはじめとする高校時代の友人たちや、これまで過ごしてきたことも丸っと覚えていないことを示します。
- 7話で復職するも、思うように働けないことに情けない気持ちになっている
きっかけはあの時の少年
真剣にリハビリに取り組む遥斗(眞栄田郷敦)が、過去を思い出すことができました。
そのきっかけは
- 遥斗(眞栄田郷敦)は父親に誘われキャッチボールをしたことで、家族のことや中学時代までを思い出した
入院中の遥斗(眞栄田郷敦)が父親とキャッチボールをすることになったのは、助けた少年・翔(中村 羽叶)と智也(坂東龍汰)がキャッチボールの約束をしていたからなのです。
第5話はいかがでしたか?
— 『366日』月9ドラマ【公式】 (@366days_fujitv) May 6, 2024
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翔くんとの物語や
遥斗にも希望が見えてきたりと
涙なしでは見れませんでしたね😭⚾️
宮辺さんと遥斗に
何があったのかも気になります…#広瀬アリス #眞栄田郷敦#中村羽叶 #宮崎莉里沙 #夏子 pic.twitter.com/WO4VYxzwap
花を届けるうちに、明日香たちと関わりを持つようになりキャッチボールをすることが叶ったのです。
事故のショックから翔くん自身も言葉を失っていたものの、回復することができました。
思い出せたこと
ストーリー後半までは、中学生までの記憶しか戻りません。
- 記憶を取り戻すきっかけは、父親としたキャッチボール
明日香とは高校で出会ったので、残念ながら明日香のことは思い出せていないのです。
明日香との出会いは高校なので、明日香の事はまだ思い出せず微妙な距離感で二人は日々を過ごしていくことになります。
退院が決まる
退院までの生活と退院後の生活をまとめました。
- 第6話で一時帰宅のため実家へ戻った遥斗(眞栄田郷敦)
- 第7話で退院し、日常生活をスタートさせる
これから日常生活が始まる遥斗(眞栄田郷敦)は、このような生活を送るようです
- 妹と同居
- 負担が少ない課への復職が決まる
実家に戻らないことを決めた遥斗(眞栄田郷敦)に両親は心配そうでしたが、それぞれができることややりたいことを諦めずに取り組んでいるような印象を持ちました。
その後、一人暮らしを始めた遥斗(眞栄田郷敦)は、看護師の宮辺との距離を縮めていくことになります。
思うようにできない事のもどかしさ
退院後には復職し、様々な事に前向きに取り組んでいた遥斗(眞栄田郷敦)ですが、思うようにできないことにもどかしさを感じていました。
- 仕事でヘルプとして参加したキッチンカーのイベントで失敗をする
- 明日香の誕生日を思い出せなかった
- 段取りや手順が抜けてしまう事が多い
- 明日香のフォローが負担になっていた
「人が美味しそうに食べている姿が好き」ということを再確認した遥斗(眞栄田郷敦)は、会社のイベントの手伝いに出向きますが、冷凍庫のコンセントをさし忘れるミスをしてしまいます。
遥斗(眞栄田郷敦)は高次脳障害も患っており、症状の中に作業中のミスや忘れやすさなどがあり、まさにこの症状が出ていたのです。
その後も、うまくできない事へのもどかしさは、明日香への気持ちを揺さぶる大きなものになってしまいます。
- 明日香のフォローが保護者のように感じてきていた
思うように働けないことや動けない事への憤りを感じるのは、障害の有無に関わらず、ぶつかる壁ですよね。
退院後に距離を縮めていた二人でしたが、友人に戻る決断を下すのでした。
- 明日香のフォローを負担に感じていた
- 記憶が戻っても以前のようにいられるかわからない不安
明日香を安心させたくて記憶が戻っていたフリもしていましたが、遥斗は明日香への気持ちよりも、不安感が強いことから明日香と離れたのかなと感じました。
波乱の2月
2月に5人の人生は少しずつ変わっていこうとしています。
明日香(広瀬アリス)と友人に戻った遥斗(眞栄田郷敦)はどこか寂し気でしたが、ゆっくりと前進しているようにも見えます。
- 遥斗(眞栄田郷敦)が一人暮らしを始める
- 会社のプレゼンに参加するため、新メニューの開発を始める
- 明日香(広瀬アリス)の事が気になっているようで、時々お揃いだったキーホルダーを眺めている
明日香(広瀬アリス)も、思いを押し殺すように日々を過ごし、前向きに過ごせるように励んでいるようでした。
- 静原(前田公輝 )の恋人・ちなみから室内楽サークルへ誘われる
- 母親の突然の訪問。ともに時間を過ごす中で遥斗(眞栄田郷敦)とのこれまでを報告することができた
- 遥斗(眞栄田郷敦)の事は、まだ忘れられずにいる
ふとした時に遥斗(眞栄田郷敦)の事を思い出し、寂しそうな表情になりますが、母親と話したことで、気持ちを少しだけ整理できたようにも見えました。
混乱の3月
明日香と別れた遥斗(眞栄田郷敦)と明日香はそれぞれの道を進む展開となりそうです。
- 遥斗(眞栄田郷敦)が考案した新メニューがコンペで1位を獲得する
- コンペの結果から、1年半前の上司から大阪本社へ異動の誘いが来る
- 明日香は室内楽サークルのチャリティコンサートに出演することが決まる
- 龍ヶ崎高校で明日香と久しぶりに再会する
二人それぞれが、目の前の打ち込めることに一生懸命に取り組み、気持ちを忘れようとしているようにも見えてきます。
龍ヶ崎高校では、莉子と智也へプレゼントする、お祝いムービーのために高校時代思い出のドラマを撮影していました。
クラスメイトも明るく遥斗(眞栄田郷敦)を出迎え、撮影のために着用した制服やジャージ姿は、一気に高校時代に戻ったようでした。
ここで遥斗(眞栄田郷敦)に思いがけない出来事が起こるのです。
明日香の制服姿を見て、高校時代がフラッシュバックする
一瞬戸惑ったような遥斗(眞栄田郷敦)だった上、そのことを誰にも話すことはありませんでした。
看護師・宮辺との接点と思い
- 遥斗(眞栄田郷敦)の名札をもっており、高校時代に接点があった
- 宮部のイラストをきっかけに二人の距離が縮まっている
年齢が近いこともあり、遥斗(眞栄田郷敦)と宮辺の二人は看護師と患者というよりも友人としても関係を築いており、これまで隠していたことを語るのです。
- 高校時代の名札を拾ったエピソードと自身の想い、そして龍ヶ崎で育った理由
- 宮辺の両親は事故で亡くなり、祖父母のいる龍ヶ崎で育ったので地元が遥斗(眞栄田郷敦)と同じ
5話で、明日香(広瀬アリス)、莉子(長濱ねる)、花音(中田青渚)の三人で会話している中で、高校時代に遥斗(眞栄田郷敦)が、痴漢に合っている女の子をが助けたことで、試合に遅刻したというエピソードがありましたが、この助けられた女の子が看護師の宮辺だったのです。
- 後ろめたい恋はできないから、もう会わないと遥斗(眞栄田郷敦)に告げる
しかし、接点を全くゼロにすることはできません。
診察に来た遥斗(眞栄田郷敦)の近況や、これからの事を耳にしてしまいます。
3月21日
- 明日香と友人に戻ったこと
- 大阪転勤をする可能性があること
複雑な表情でしたが、宮部は遥斗(眞栄田郷敦)に会いに行くのでした。
3月30日
- コロッケを買いすぎたからと遥斗(眞栄田郷敦)を訪ねる
- 東京を離れる遥斗(眞栄田郷敦)の心境を聞く
- 記憶が戻っていることを確認する
遥斗(眞栄田郷敦)に現在の心境を聞くことは、東京を離れることを不安に思っていないか、という看護師の優しさなのでしょう。
この問いかけに遥斗(眞栄田郷敦)は「心機一転」と答えます。
宮辺が遥斗の記憶が戻っていることに気づいたのは、大阪の話をした時でした。
- 大阪の地理に詳しかった
- あべのハルカスは、10年前にできたので中学生までの記憶では知らないはず
その後、宮部は遥斗からの気持ちを聞き、気持ちの整理をつけることができました。
宮辺は、自分の思いはもちろん大切にしていたが、高校時代に遥斗と明日香を見かけ二人の様子をうらやましかったと語っています。
きっと、宮部にとってあこがれの二人の姿だったのでしょう。
幸せな4月
高校時代の同級生はそれぞれ新しい春を迎えようとしていました。
- 莉子と智也は4月6日に結婚式を行う
- 明日香は4月7日にチャリティーコンサートへ出演する
- 遥斗は4月7日に大阪へ発つ
遥斗が大阪へ発つ日は明日香のコンサートでした。
しかし、遥斗は大阪へ発つ日を1日伸ばし、明日香のコンサートを見に来ていたのです。
コンサート終了後に、遥斗と明日香は会場である教会を出て話をしました。
会いたかった
遥斗の一言に、明日香はあふれる思いを伝え、莉子たちが見守る中気持ちが通じ合った瞬間になりました。
余談
食べ物がつなぐ思い出
ドラマの中で出てくる食事シーンに不思議なつながりや今後の展開を予想してしまいます。
- お好み焼き:高校時代の放課後の思い出
- ピザ:お祝いの会で、遥斗(眞栄田郷敦)は「人がおいしそうに食べている顔が好きと再認識する
- 焼きネギ:智也(坂東龍汰)が莉子(長濱ねる)を花火大会に誘う
- カレー:和樹(綱啓永)と明日香(広瀬アリス)の二人が食べたテイクアウトのカレーの味から、学食のカレーを思い出す
- 遥斗(眞栄田郷敦)と宮辺が食べた商店街のコロッケから、二人は地元・龍ヶ崎のコロッケを思い出し、地元を懐かしむ。
今後も食事のシーンなどで、いろいろな事を振り返ったり、思い出したりすることがあるのかもしれませんね。
静原とちなみの関係から感じること
控えめで穏やかなカップルですが、この二人を見て感じることがいくつかあります。
- ピアノ初心者の静原と、フルート奏者のちなみの関係が対等であること
恋人同士なのだから対等なのは当たり前だと思うかもしれません。
でも、どちらかが優位に立つこともあるのが、恋人同士だったりします。
ドラマ内では、障害を抱える遥斗(眞栄田郷敦)とサポートする明日香は、対等な恋人同士でしたが、遥斗(眞栄田郷敦)はいつしか明日香を保護者のように感じ始めていたのです。
意識することもないお互いの立場ですが、その立ち位置が変わったりすることは、心に大きな負担がかかります。
静原とちなみにはそう言ったものが見えず、お互いを大切に思っている優しさであふれているように感じます。
明日香の目には、静原とちなみは、憧れる恋人同士として映っているのではないでしょうか。
医師・池沢から感じること
遥斗(眞栄田郷敦)を担当する池沢(和久井映見)は、遥斗(眞栄田郷敦)の家族だけでなく、明日香ともよくかかわっています。
明日香の話をしっかりと聞き、ゆっくりと答えを導き出してくれるような温かさがあります。
いつも人の事ばかり考えてしまう明日香は、池沢がくれたたくさんの言葉から、自身の気持ちを見つめたり、自分のために行動することができています。
最終回はどうなる?
思いが通じ合った二人。
2025年は遠距離で愛を育んでいました。
- 明日香の部屋で二人で用意した朝食を食べる
- 大阪土産のお好み焼きせんべいが部屋に置いてある
初回放送の2028年には、二人は結婚していました。
- 二人の間には男の子の子どもがいる
- 名前はカイト
桜を見上げ、遥斗との恋を思い出していたのでしょう。
遥斗の呼びかけに返事をする明日香は、とっても幸せそうでした。
「366日」
HYの楽曲「366日」から着想を得た、今回のストーリーは曲調とは違い、明日香と遥斗を含め、友人たちもみな幸せになる、月9ならではの王道ラブストーリーでした。
ドラマの締めくくりは
一年中あなたを思ってもそれでもまだ足りない、これは私たちの366日の物語。
という言葉でした。
明日香も遥斗も度々、過去を振り返りながら相手を思っていました。
365日では足りない二人の思いを込めたタイトルだったのです。
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